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V2戦の比嘉大吾「KOで勝てなかったらただの王者」

2018年2月2日 19時30分

 WBC世界フライ級タイトル戦を2日後(4日夜)に控え、チャンピオンの比嘉大吾(白井具志堅スポーツ)と挑戦者フエンテス(メキシコ)両選手が出席の記者会見が2日昼、那覇市内のホテルで開かれた。

身長差は9cmも「なんも問題ないです!」と比嘉

 地元凱旋で2度目の防衛戦を迎える比嘉は「調子がいい悪いに関係なく、試合では100%の調子で挑めるのが自分。そこはしっかりKOで勝ちたい」とまずは必勝の弁。

「KOで勝ってこそ知名度を上げるチャンス」

 日本タイ記録となる15連続KO記録について聞かれると、「それは絶対にやらなければいけないことだと思う。それがなかったらただのチャンピオン。KOで勝ってこそ、知名度を上げるチャンスなので、そこは狙ってしっかり倒しに行きます」と答えた。

 一方のフエンテスも3階級制覇の「記録」が懸かっている。バンタム級の相手との144Rのスパーをこなしてきたといい、「比嘉が貪欲に出てきてほしい。私もKOボクサーであるので、それに応えたい。グレートな試合をしたい」と意欲的な発言。

 そして「比嘉も記録に挑戦するというが、自分も記録が懸かっている。これは大変困難なものだが、不可能ではない」とも。

具志堅会長(左)は「沖縄に再びブームを起こす」

 試合のチケットは完売。プロモーターでもある具志堅用会長は「比嘉大吾が再び沖縄にボクシングブームを巻き起こすと信じている」と、期待を込めてコメントした。試合は日本製のグローブを使用して行われ、3日午後1時に公式計量が予定される。

この日は予備検診も行われた

フエンテスが身長で9cm、リーチで6cm上回る

 記者会見に先立って行われた予備検診では、比嘉がフエンテスより9センチほど背が低いことが明らかになった。比嘉は「自分は小さい方なので、身長のでかい相手は、いろんな選手とやってきておりなんの問題もない」ときっぱり。「階級を上げたことによって、さらに私は強さを感じている」と自信満々にコメントした。検診の結果は以下の通り。

    比嘉   フエンテス
身 長 160.1cm  169.4cm
頸 周 35.0cm  34.0cm
胸 囲 97.0cm  83.0cm
リーチ 164.0cm  170.0cm
視 力 左2.0右2.0 左1.5右1.5
 拳  左26.0cm 左28.5cm
    右25.5cm 右29.0cm

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