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カネロがドーピング検査陽性 5.5ゴロフキン戦は!?

2018年3月6日 12時57分

 カネロがドーピング違反─。5月5日(日本時間6日)ラスベガスのT-モバイル・アリーナでミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と再戦するメキシコのスーパースター、サウル“カネロ”アルバレスがドーピング検査で違反薬物の陽性反応を示した。カネロをプロモートするゴールデンボーイプロモーションズ(GBP)が明らかにした。

 ESPNなどの報道によると、カネロはホームタウンのグアダラハラでトレーニングキャンプを行っており、2月17日と20日にVADA(ボランティア反ドーピング機構)のドーピング検査を受けた。この結果、違反薬物であるクレンブテロールが少量検出されたという。

 カネロは「この結果に驚いているし、困惑している。なぜならこれまで私にこのようなことは起こらなかったからだ。この状況をクリアにするため、いかなるテストにも応じる。最終的に真実が明らかになると信じている」との声明を発表した。

 クレンブテロールは近年、多くのメキシコ人選手から検出されている違反薬物。16年9月には、三浦隆司を下してチャンピオンになったWBC世界S・フェザー級王者フランシスコ・バルガスが初防衛戦前に陽性反応を示した。

 バルガスの主張は、牛肉に違反薬物が混入しており、陽性反応の原因は汚染食品にあるというものだった。報道によると、カネロも同じ説明をしているという。

 バルガスのときはカリフォルニア州のコミッションが試合の開催を認め、初防衛戦はそのまま行われた。

 カネロはこれまでの10回以上のドーピング検査を受け、いずれも陰性反応だったということもあり、5月5日の試合がどうなるのかは現時点で不明。ネバダ州コミッションはさらなる調査結果に基づき最終結論を出すとしているが、せっかくのメガファイトにみそがついたことは間違いない。

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