2018年4月25日水曜日

中野区役所で山中さん引退式 一般ファン多数参加

 3月に引退した元WBC世界バンタム級チャンピオン、山中慎介さんの引退セレモニーが中野区役所で開かれた。田中大輔区長をはじめ大勢の区職員、区議会議員が山中さんを出迎え、100人を超える一般のファンも参加。会場に入りきれなかったファンもいた。

 セレモニーで山中さんは「3月26日をもちまして現役を引退しました。最後の2試合はしょうもない相手とあたっていい結果は残せませんでしたが、12度も防衛できて最高のボクシング人生でした。第2の人生は何事も積極的に取り組んでいきたい」とあいさつ、大きな拍手を浴びた。

 山中さんは09年から中野区在住。その後引っ越しを2度したものの、いずれも中野区内にとどまった。V10を達成した16年に名誉区民に選ばれている。

 区役所本庁舎の1階ロビーでは引退記念展示もスタート。パネルやガウン、グローブ、トロフィーなどが展示された。当初はベルトの展示はない予定だったが、「あったほうがいいでしょう」と山中さんが申し出て、急きょWBCベルトとリング誌ベルトも展示品に加わる。展示は平日午前9時から午後5時、5月11日まで。

 イベント終了後にはセレモニーが議場で行われたこともあり、記者から「将来は中野区議選に出馬する?」との質問も。山中さんは「今後は自分もどうなっていくか分からない。可能性はゼロではないかもしれないですね」と苦笑いだった。

 5月に出身地の滋賀、7月には東京で大規模なお疲れさま会が開かれる予定。テレビ出演などの仕事も多く、直近では日本テレビ系列で27日(金)午後9時から放送の金曜ロードSHOW!『最後の一日・最後の言葉』で“息子に贈る最後の言葉”が取り上げられる。