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2018年5月28日月曜日

8.17八重樫東&清水聡が競演 ともに日本人対決

 大橋ジムの元3階級制覇王者、八重樫東とロンドン五輪銅メダリストでOPBFフェザー級チャンピオンの清水聡が28日、横浜市内のジムで記者会見を開き、8月17日に後楽園ホールで試合を行うと発表した。八重樫は向井寛史(六島)と、清水は河村真吾(堺東ミツキ)と対戦する。八重樫は5年4ヵ月ぶり、清水は4試合ぶりの日本人対決となった。

 既に3階級制覇を達成している八重樫は「負けたら終わり」という危機感を常に持つ。年齢は35歳になり、今回の試合に向けてはあえて練習量を増やした。「壊れたらおしまい。でもやるしかない」。実際にトレーニングは過酷なもので、大橋秀行会長が「大橋ジムに入ってからいまが一番練習をしている」と証言するほどだ。

 対戦相手のサウスポー向井はS・フライ級を主戦場に戦い続け、世界タイトルマッチの舞台にも2度立った。「S・フライ級はまだ僕の土俵じゃない。S・フライ級を土俵にしてる選手に勝つことが大事」と八重樫。この試合を4階級制覇にチャレンジする権利を得るための一戦と位置付けた。

 大橋会長によると、3階級制覇の実績を持つ八重樫がこの試合をクリアすれば、世界挑戦のチャンスが巡ってくる可能性は十分にあるという。いずれも実現はしなかったが、シーサケットからオファーがあったり、3階級制覇王者ドニー・ニエテス(比)とWBO・S・フライ級王座を争う話もあったりと、引く手はあまたなのだ。

 いずれにしても向井戦に勝利し、S・フライ級での力を証明しなければ4階級制覇は絵に描いた餅にすぎない。八重樫は「自分の持っている力をすべて出せるようしっかり調整したい」とベテランらしく抱負を語った。

 ダブルメインイベントのもう一つ、清水はOPBF王座の3度目の防衛戦で河村とサウスポー対決。デビューから6連続KO勝利中の清水は「これまでKO負けが一度もないとか打たれ強い相手とばかり試合をしてきた。今回もKOさせていただきたい」と力強くKOを宣言した。

 オリンピックでともにメダルを獲得した同期の村田諒太(帝拳)が昨年、WBA世界ミドル級王者に輝き、そのオリンピックの1回戦で勝利したアイザック・ドクボー(ガーナ)が先月、WBO世界S・バンタム級王座を獲得。清水も大いに刺激を受けている。

 大橋会長によると、清水はフェザー級という階級だけに、すぐに世界戦というわけにもいかなさそうだが、「村田とのメダルコンビで世界戦」というプランもあるとのこと。河村を下してKO防衛をはたせば、世界挑戦の機運も高まるというものだ。