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2013年9月7日土曜日

下田、メキシカンに判定勝ち 石本も快勝

 元WBA世界S・バンタム級王者で現同フェザー級2位の下田昭文(帝拳)が7日、後楽園ホールで125P契約10回戦に臨み、元WBCカリブ海フライ級王者で世界挑戦経験もあるアレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)を3-0の判定で下した。スコアは97-94、98-93、99-91。

激しくボディを攻める下田

 下田は距離をしっかり取って左ストレートを打ち込むスタイル。2回からは左をボディに打ち込み、ペースを掌握しようと試みた。がっちりした体格のエルナンデスは3回からスイッチして強引に前進。試合をかく乱しにかかった。

 ペースを乱されたかに見えた下田だったが、ボディブローを有効に使ってエルナンデスにダメージを与えた。エルナンデスは5回から明らかに失速。それでも時折よみがえったかのように下田に襲い掛かるので気が抜けない。8回、下田が左ボディストレート決めて、エルナンデスの動きが止まったところでラッシュ。しかしエルナンデスはこのピンチをしのぐと攻勢に転じる気の強さを見せた。9回はエルナンデス。10回は下田がメキシカンをKO寸前まで追い込んでゴングとなった。下田は27勝12KO3敗2分。エルナンデスは25勝14KO9敗2分。

石本(右)は実力の違いを見せた

 4月にWBO・S・バンタム級1位のウィルフレド・バスケスJr(プエルトリコ)を下す金星を挙げ、インターナショナルタイトルを獲得したWBO同級4位の石本康隆(帝拳)の“凱旋試合”。124P契約10回戦でイグナシオ・バレンズエラ(メキシコ)と対戦し、3回終了TKOで勝利した。

 石本は初回から格の違いを見せつけるべく躍動した。ワンツーを主体に、ボディブローとアッパーも交えてリズムのいいボクシングを展開した。2回には早くもボディブローを効かせ、右ストレートも打ちおろして試合はワンサイド。3回にはメキシカンをコーナーに追い詰めて猛ラッシュ。4回のゴングにバレンズエラは応じられなかった。石本は23勝6KO6敗。バレンズエラは20勝9KO18敗4分。

 石本は「(4月の勝利で)周りの見る目が変わったと思うので、それを超える試合をしたかった。きれいに倒したかったけど、勝ってほっとしてる」とコメントした。今後はまず日本ないし東洋太平洋タイトル獲得したいところ。現東洋太平洋同級王者の和氣慎吾(古口)は09年11月に対戦して勝利している相手だが「やると決まれば死ぬ気で獲りにいきます」とやる気十分だ。