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2019年5月5日日曜日

カネロ接戦制す ジェイコブスに3-0判定で3冠統一 
次はゴロフキンか、4団体統一戦か

 ラスベガスのT-モバイル・アリーナで4日(日本時間5日)挙行された世界ミドル級統一タイトルマッチは、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)がダニエル・ジェイコブス(米)に12回3-0判定勝ち。WBA“スーパー”・WBC王座を防衛するとともにIBF王座を吸収し3冠統一王者となった。

カネロ(右)は難敵ジェイコブスをクリアした

 身長で勝るジェイコブスが左右にスイッチしながらジャブを繰り出す。これにカネロは左ジャブ、ボディー打ちで対抗。前半からペース争いが展開された。

 2人ともディフェンス勘が鋭いため、印象的なパンチを打ち込めなかったが、カネロは中盤、アッパー系のブローを放って肉迫。7回、途中リードを許したかにも思えたが、終盤一気に攻め込んで会場をヒートアップさせる。

 カネロはその攻勢を持続。8回には脚を止めて打ち合うジェイコブスに強打を打ち込みリードを広げる。ここからジェイコブスが盛り返す。9回、左フックをクリーンヒットしてカネロを脅かす。しかしタフなメキシカンはノーダメージ。

 10、11回、サウスポーで対峙したジェイコブスはポイント差を縮めた印象。だが最終回、カネロはワンツーなどを返して振り切り、115-113×2、116-112のスコアで勝利コールを受けた。

次戦は9月、対戦相手が注目される

 拮抗した展開ながら、きれいな顔で試合を終えた勝者は「ジェイコブスはとても難しいスタイルで対処し、試合も困難なものだった。でも忍耐強く戦い、一歩一歩、ラウンドごとに我慢強く戦ったのが勝因。とても満足している」と語った。

 9月に予定される次戦は、この日会場で観戦したゲンナジー・ゴロフキンとの第3戦、あるいはWBO王者デメトゥリアス・アンドラーデとの4冠統一戦が有力視される。Photos : Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy