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関西学生リーグ 近大、芦屋大が2勝目をマーク

2019年5月20日 0時39分

 
 アマチュアの第73回関西学生ボクシングリーグ戦第2週は19日、京都市伏見区の龍谷大学ボクシング場で行われた。1部リーグは連覇を目指す近大が8-1で関西大を下し、前年2位の芦屋大は大商大に5-4の辛勝。同志社大は関西学院大に7-2で勝ち、初勝利をあげた。

右フックを決める近大・河野(右)

 L・フライ級をエントリーしなかった近大は手堅く勝利を積み重ねた。バンタム級・井上彪(3年)が5-0のポイント勝ち、ライト級は吉田京太郎(4年)も続き、ライト級2人目の河野紘輝(4年)は3回に右フックを決めてスタンディングダウンを奪い、直後に連打でRSC勝ち。L・ウェルター級の中勇人(4年)もストレートを浴びせて1回RSC勝ちし、ウェルター級の岩崎淳平(4年)も手数を重ねて押し切った。関西大は3人が欠場して、精彩を欠いた。

主将対決を制した芦屋大・田井(左)

 芦屋大は軽量級が好スタート。バンタム級の主将・田井宜広(4年)がスイッチを交えた連打で大商大のエース・池側純(4年)にダウンを奪うなど打ち勝ち、バンタム級2人目の新人・穴口一輝もフットワークを生かして5-0ポイント勝ちで、勝利へあと1勝とした。

 しかし、ここから大商大が猛反撃。ライト級の山原武人(2年)、中谷七都(2年)が手数で押し切り、L・ウェルター級の細野勝梧(2年)、ウェルター級・丸石迅矢(4年)もポイント勝ちして、4-4のミドル級決戦に持ち込んだが、楠見陽(4年)が芦屋大の新城奈津(4年)の強打に屈し、2回RSC負け。大逆転はならなかった。

 リーグ初戦で大商大に敗れた同志社大は気合を入れ直した。L・フライ級のルーキー・平野拓真は浪速高校時代、ジュニア同級1位の実力を発揮、伸びのあるストレートを決めて3回RSCでリーグデビュー戦を飾った。フライ級・松本智哉(4年)、バンタム級・宮垣仁(2年)もポイント勝ち、バンタム級2人目の原田真都(1年)も野口留歌(1年)とのルーキー対決を制した。このあと2ポイントを落としたが、最後はミドル級・小林将太(3年)が左フック、ストレートを浴びせて快勝した。

 関西学院大は1年生4人を出場させたが、宮川竜成(興国高出)が粗削りながら、パンチをまとめてデビュー勝ちした。

 2部は龍谷大が5-2で京都産大を下し、立命館大も5-2で桃山学院大を破り、ともに1勝目をマークした。
 
 第3週は6月2日、関西大学ボクシング場に会場を移して関西大-関西学院大、芦屋大-同志社大、近大-大阪商大などが行われる。入場無料。

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