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2013年12月31日火曜日

河野、田口が再起戦に勝利、モデル高野も4連勝

 大田区総合体育館で行われるダブル世界戦の前座に元WBA世界S・フライ級王者の河野公平(ワタナベ)が登場。53キロ契約8回戦でダウット・マノップカーンチャーン(タイ)に3回50秒TKO勝ちした。これで河野は3月26日に内定しているWBA同級王座決定戦への出場が決定的となった。

世界戦を手繰り寄せた河野(ボクシングニュース)

「世界戦のつもりで練習した」という河野(右)

 格下のダウットに対し、河野はジャブと左ボディブローで試合をコントロール。2回に右ストレートで最初のダウンを奪うと、さらに左で2度目のダウンを演出。3回に右ストレートでダウットを沈めてフィニッシュした。

 5月の世界王座陥落から再起に成功した河野は「負けたら人生終わりなんで、今回はいつもと違うプレッシャーがあった。今日の試合に集中していたので、これからデンカオセーンの試合を見たい。明日から走ります!」とやる気満々。同級1位デンカオセーン・カオウィチット(タイ)との王座決定戦に照準を合わせた。

再起した元日本王者田口(ボクシングニュース)

ジャブでビトを攻める田口。再び上を目指す

 元日本L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)がライアン・ビト(UNITED)と49.5キロ契約8回戦で対戦して3-0判定勝ち。スコアは78-75に、78-74が2者。田口は井上尚弥(大橋)に敗れて以来の再起戦を飾った。

 キャリア37戦のビトに対し、田口はいつも通りの好戦的なボクシングを展開。ボディブローを軸にテンポよく攻撃し、試合を優位に進めた。中盤は打ち合う時間帯がけっこうあったが、ビトはよく踏ん張った。田口はよく攻めながらも最後までビトを攻め落とすことはできなかった。

◇53.3kg6回戦
カルロス・クァドゥラス(メキシコ)[2回2分22秒TKO]ソンセーンレック・ポスワンジム(タイ)
 帝拳ジムと契約するWBC・Sフライ級1位クァドゥラスが11年4月以来となる日本リング登場。クァドゥラス初回からスピードのあるコンビネーションを立体的に打ち込んでいった。ソンセーンレックは何度も左フックを食らいながらカウンターを打ち返したが、最後はクァドゥラス右から返しの左フックをカウンターで叩き込むとソンセーンレックがキャンバスにグシャリ。ノーカウントでストップとなった。これでクァドゥラスは29勝25KO無敗。

右ストレートを打ち抜く高野(右)

◇女子S・フライ級4回戦
高野人母美(協栄)[2回1分25秒TKO]大石久美(ワタナベ)
 サウスポーの大石に対し、長身の高野はロングレンジから右を合わせていった。2回、高野の右がよく当たり始め、大石は懸命に前に出たが、高野の右で大石の頭部を跳ね上げたところで主審が試合を止めた。高野は「来年はもっと練習して顔がぐちゃぐちゃになってもいいから勝ち続けたい」とコメントした。高野はデビューからの戦績を4勝(3KO)とした。大石は1勝(1KO)3敗。