フォスターV2 元王者フォードを判定で撃退 

現地時間30日、米国テキサス州ヒューストンのフェルティッタ・センターでWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのオシャキー・フォスター(米国/130ポンド)が同級2位の元WBAフェザー級王者、レイモンド・フォード(米国/130ポンド)に12回判定勝ち。王座を防衛した。スコアは114-114、118-110、116-112の2-0だった。

フォードの挑戦を撃退したフォスター㊨

対戦発表以降、トラッシュトークを繰り返してきた両者。そして初回、サウスポーのフォードが前に出たところをフォスターがいなし、背中からロープ際へ押し込むと勢い余ったフォードがロープの合間からリング下に転落する。怪我なくリングに上がってきたフォードとフォスターにジョン・ショーリー(米国)レフェリーが注意を与えた。

体格で上回るフォスターが3ラウンドを手数で取り、4ラウンドはフォードの右フック、左ストレートで王者の顔を跳ね上げる互角の序盤。5ラウンド、フォードが右フックを当て、7ラウンドはフォスターがフォードを赤コーナーに詰めるなど手数で優勢。8ラウンドはフォードが左ストレートをアゴに当てるなどシーソーゲームのまま終盤に突入する。

10ラウンド、フォードの右が王者の頬にヒットするが、11ラウンドはフォスターの逆ワンツーがヒット。最終回、地元ファンがフォスターへ大歓声を送るがジャッジ泣かせのフルラウンドとなった。

昨年12月、『PBC』とWBCによる不可解な段取りで手にしたWBCライト級暫定王座をサクッと手放している32歳のフォスターは25勝12KO3敗。この王座2度目の防衛に成功した。27歳のフォードは18勝8KO2敗1分。ニック・ボール(英国)にWBAフェザー級王座を奪われてから3戦全勝で手にしたチャンスだったが約2年ぶりのベルト獲得はならなかった。なおフォードをサポートしてきたシャクール・スティーブンソン(米国)が試合後にリングに上がり、フォスターと口論する様子が会場をさらにわかせていた。

■シーヒーTKO勝ち
セミファイナルのライト級10回戦、WBC29位に躍進中のチャーリー・シーヒー(米国/138ポンド)がナイキ・テラン(コロンビア/138.8ポンド)に8ラウンド1分51秒TKO勝ち。

ジャブ、ワンツーを出しながら主導権を握ろうとするシーヒーとより近い距離でパンチを当てたいテランによる攻防でラウンドが進行。中盤、シーヒーがテランのボディーへパンチを集めるが、ポイントこそシーヒーが手数で奪っていくものの、盛り上がりのない展開となった。

テランは流れを変えようと7ラウンドにスイッチを見せるが、ガス欠か徐々に手数が減っていった。8ラウンド、大舞台で仕留め切りたいシーヒーはテンポアップし、距離を詰めてパンチをまとめ、ロープに詰めたところで右ストレートをクリーンヒット。テランがストンと座り込むとレフェリーはそのままストップしている。

アマチュア時にはバージル・オルティス(米国)に勝利したとも報じられる27歳のシーヒーは13戦全勝8KO。28歳のテランは20勝14KO3敗。

スーパーウェルター級8回戦。オマリ・ジョーンズ(米国/150.4ポンド)がディエゴ・オスナ・スニガ(米国/151ポンド)に8回判定勝利。ジャッジ全員が80-72のフルマーク。

持ち味のシャープなジャブで前に出るジョーンズは初回1分過ぎ、逆ワンツーでオスナからダウンを奪う。タイミングのダウンとあってすぐに立ち上がったオスナは4ラウンドにもジョーンズの右を食いバランスを崩した。

その後もジョーンズのジャブを中心とした攻めにポイントを失い続けるオスナだが、全勝の意地を見せて時折パンチを合わせるなどし、ジョーンズを踏み止まらせる。7ラウンド、試合を決めるかのような攻勢を見せたジョーンズだが、オスナはクリンチで連打を分断。最終回もジョーンズが攻め、オスナがしのぎ切りゴングとなった。

21年ベオグラード世界選手権ウェルター級銀メダル、24年パリ五輪でウェルター級銅メダルを獲得した元トップアマ、23歳のジョーンズは7戦全勝4KO。30歳のスニガは9勝6KO1敗。

ボクシングビート最新号

ボクシングビート最新号

5月14日(木)発売!

試合結果(日本語)
シェアする
OFFICIAL SNS
タイトルとURLをコピーしました