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ベテラン元王者奮闘 近藤明広が世界ランカーに競り勝つ、和氣慎吾は再起戦快勝

2023年7月20日 21時25分

「3150FIGHT SURVIVAL vol.7」が20日、後楽園ホールで開催され、メインの64.0キロ8回戦は、前東洋太平洋S・ライト級王者の近藤明広(一力)がWBO同級9位ホセ・ガルシア(メキシコ)に3-0判定勝ちした。スコアは77-75×3。

 セミのフェザー級8回戦は、元東洋太平洋、日本S・バンタム級王者の和氣慎吾(FLARE山上)がキアッティサク・サウィサップ(タイ)に2回TKO勝ち。再起戦を飾った。

近藤(右)は後半に自慢のタフネスぶりを発揮した

◇64.0キロ8回戦
近藤明広(一力)[3-0(77-75×3)]ホセ・ガルシア(メキシコ)

 38歳のベテラン近藤が亀田プロモーションと契約した24歳のガルシアと対戦。リーチのあるガルシアが仕掛け、ジャブ、ワンツーフックを強振するが、近藤が打ち終わりに右フックを決め、試合は初回からヒートアップした。

 ガルシアはやや強引な印象だが、2回からはジャブ、ボディ打ち、右フックで近藤を攻め立てた。3回に右フックを立て続けに決めると、近藤も応戦して体をぶつけ合っての接近戦になる。ガルシアはバッティングで左目上をカットした。

 中盤は近藤がよく相手のパンチをブロックしながらボディ打ちを繰り出していった。ガルシアはやや疲れてきたか、近藤が圧力をかけてボディ打ちで攻める展開となった。終盤はガルシアも踏ん張ってボディ打ち、右フックを打ち込み、互いに決定打の出ないまま終了のゴング。軍配は最後に気力を振り絞った近藤に上がった。近藤は37勝21KO11敗2分ガルシアは16勝15KO2敗1分1無効試合。

 近藤は「これで負けたら引退しようと思っていた。夢のようにうれしい」。リングに上がった息子とともに涙した。近藤によると、ガルシアのパンチは強く、何度が効いた場面があったが、ガルシアは3回以降に失速した。今後について問われると、「これで世界とは言えないけど、運は持っているので」と笑顔を見せた。

快勝の和氣は世界をあきらめない

◇フェザー級8回戦
和氣慎吾(FLARE山上)[TKO2回2分16秒]キアッティサク・サウィサップ(タイ)

 サウスポーの和氣は昨年10月、中川麦茶に敗れて以来の再起戦。和氣はフットワークを使いながら出入りのボクシングで相手を翻弄した。2回、左アッパーをボディに集めてキアッティサクを弱らせると、顔面にも打ち込んで、最後は右ボディでうずくまったキアッティサクに10カウントを聞かせた。

 35歳の和氣は29勝21KO8敗2分。「10月の試合で肩を脱臼して、このままでは終われないと思って手術を決断して、丸々2カ月動けず、リハビリをしてやっとこのリングに立つことができた」と感無量。「7年前の今日、世界タイトルマッチで負けた。世界チャンピオンになるという目標だけは捨てられない。必ず世界チャンピオンになってみせます」とアピールした。次は9月3日に故郷の岡山で開催される「3150FIGHT」への出場を希望した。キアッティサクは6勝4KO3敗。

関根はこの日も強打爆発

◇S・ライト級8回戦
関根幸太朗(ワタナベ)[TKO3回2分57秒]イ・ジョンヘ(韓国)

 日本S・ライト級8位の関根が韓国ライト級王者と対戦。パワーで大きく上回る関根はジャブでプレッシャーをかけ、少し強引にイのガードを強打で破ろうとした。イは粘ったが、3回に関根が一方的に攻めたとことでストップとなった。関根は6勝6KO1分。イは4勝1KO4敗。

野上は「動きが硬かった」と言いながらTKOデビュー

◇66.0キロ6回戦
野上昂生(ワタナベ)[TKO2回2分40秒]イ・ヒョンジュン(韓国)

 元東京農大主将の野上がB級デビュー戦。右を狙う体格にいいイに対し、サウスポーの野上は左を上下に打ち分けて崩しにかかった。2回、野上が左フックを叩き込むとイがグラリ。畳みかけてダウンを奪うと、主審がすぐに試合を止めた。イは2勝1KO2敗。

左一撃で試合を終わらせた野上

◇53.0キロ6回戦
野上翔(RK蒲田)[TKO1回2分33秒]ヤン・ヒョンモ(韓国)

 元拓大主将の野上がB級デビュー戦。サウスポーの野上はジャブを就き、右フックを上下に散らしながらヤンに圧力をかけた。ヤンの右を外しながら迎えたラウンド後半、左ストレートを打ち抜くとヤンが背中からキャンバスにバッタリ。主審がノーカウントで試合を止めた。ヤンは5勝4敗。

花田は初回TKOで初陣を飾った

◇S・フライ級6回戦
花田颯(KWORLD3)[TKO1回2分17秒]サンディープ・クマール(インド)

 埼玉・秀明英光高で全国選抜3位に入った花田のB級デビュー戦。花田が長身のクマールにプレッシャーをかけ、ジャブ、左のダブル、右ストレートを打ち込んでいくと、防戦に追い込まれたクマールが右肩の痛みをアピール。試合続行ができず、そのまま試合は終わった。クマールは12勝8KO3敗1分。

◇L・フライ級6回戦
テンプル神原(DANGAN AOKI)[2-1(58-56×2、56ー58)]アンディアツシ(宮田)

◇S・フェザー級4回戦
須賀達也(輪島功一S)[3-0(39-37×2)]谷口浩生(RK蒲田)
観衆=1158人

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