6日、後楽園ホールの「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT44」メインのWBOアジアパシフィックS・ライト級タイトルマッチは、王者李健太(帝拳)が挑戦者富岡樹(角海老宝石)に10回3-0判定勝ち。タイトルの初防衛に成功した。
脚で独特の間合いを築く富岡はすばやく右で攻め入るところも見せてまずまずの出だし。サウスポーの李も右リードを操りつつ、3回、左ストレートをお返しするなど着実に射程を合わせていく。富岡が李の右リードに右を合わせるセンスも見せるが、チャンピオンは終始プレッシャーをかけつつ展開を主導した。

難敵を退けて初防衛を果たした李㊧
6回、李は一瞬富岡の動きが鈍くなったのを見逃さず、ワンツーから強打を集中させて鼻血を出させる。富岡はやや受けに回った。李は続く7回もシャープなワンツー。
富岡は8回、回転を上げて主導権を李から奪い取ろうとする。しかしこの日の李はこれを許さず、9回右リードで落ち着いてリセットしてまたも鋭い左ストレート。李の左は富岡のカンをもってしても外しづらそうだった。李の力強い試合運びも印象的だった。
最終的なスコアは97-93、97-93、98-92で李の勝利を支持していた。「準備してきたものはある程度できましたが、富岡選手、うまかったです。富岡選手は前の手とジャブと目のよさが日本でもトップレベル。去年の3月にスパーリングをして、その時はなかなか当てられなかったので、それを克服するために練習をしてきました」と語った李。「もっともっと練習して頑張っていくんで、これからもよろしくお願いします」とさらに前を見据えた。
李は12勝2KO1分。富岡は14勝5KO7敗2分。

