幻のモスクワ五輪代表・木庭浩一さん死去 

アマチュアの往年の名選手が永遠の旅路についた。日本ボクシング連盟の元副会長で1980年のモスクワ五輪フライ級代表にも選ばれた木庭浩一さんが23日未明、熊本市内の病院で亡くなった。68歳。同じモスクワ五輪のL・フライ級代表になった中村司さんが2月に亡くなったばかりだった。

現役生活晩年の木庭浩一さん(1982年の全日本社会人選手権優勝時)

木庭さんは熊本市出身。九州学院高校では2、3年生で全国高校総体を連覇。日本大学に進んで1977年L・フライ級、79年フライ級で全日本選手権の優勝を果たした。

1980年のモスクワ五輪のフライ級代表に選ばれたものの、これは日本が旧ソ連のアフガニスタン侵攻に反発する西側諸国に同調して五輪をボイコットしたため、幻の五輪代表となった。その後82年に全日本社会人選手権大会優勝し、現役引退。アマ生涯戦績は173戦155勝18敗(九州学院のホームページによる)。

令和5年の国体では、連盟副会長の兄が、5位に入賞した埼玉県の代表として弟に賞状を手渡した 

その後は96年から母校九州学院高校のボクシング部監督として後進の指導にあたり、22年から日本ボクシング連盟の副会長を1期務めた。弟の木庭浩介さんは前花咲徳栄高校ボクシング部監督。

がんで闘病を続け、4月下旬に熊本市内の緩和ケア病棟に入院していた。死因は「間質性肺炎にがんを発症」とのこと。弟の浩介氏は「偉大な兄を喪って残念です」と、ボクシングの師でもあった浩一さんの死に肩を落としていた。

告別式は明日24日(日)19時より通夜が、25日(月)11時より告別式が、いずれも玉泉院南熊本本館にて営まれる。
〒860-0813熊本県熊本市中央区琴平2丁目1−40
電話:0120-52-5024

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