16日、東京・後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION14」のメインイベント、S・バンタム級10回戦は、WBOアジアパシフィック・フェザー級11位アレックス・サンティシマ・ジュニア(比)が、元IBF王者でWBO6位・WBA11位・WBC12位の小國以載(角海老宝石)に8回1分8秒TKO勝ち。小國は「世界前哨戦」と銘打った試合で痛い敗戦となった。

精彩を欠いた小國㊧。サンティシマの右アッパーを被弾
立ち上がりからサンティシマのワンツー連打に後手に回った小國。試合後に明かしたところではこの回に左腰を痛めており、自身のパンチの打ち終わりにバランスを崩すこと再三。2回に得意の左右ボディーで反撃するも、サンティシマの右から左フックの返しを食らう。
3回、口から大量に出血した小國は右ストレートから左フックを強振。サンティシマは距離をとって、小國のコンビネーションに合わせて左フックをヒットした。
5回、ワンツーで攻め込むサンティシマに小國は得意の左ボディーカウンター、右の相打ちカウンターを浴びせるが、サンティシマの右、左フックを返されてしまう。
左足が利かないためか得意の左ジャブを効果的に打てない小國は強打での挽回を選択。動き回るサンティシマを徐々に捕え始めていく。
しかし8回、サンティシマの攻撃にフラつきを見せた小國は、最後の力を振り絞って強振したものの、サンティシマのワンツーをまともに浴びてレフェリーに試合を止められた。
今年2月に村田昴を破り、WBO—AP王者となった弟ガブリエルに続き、金星を挙げたサンティシマ(26歳)は14勝8KO2敗。小國(38歳)は24勝9KO5敗3分。


