大橋波月が戴冠、亀山大輝を10回TKO 日本L・フライ級戦 

16日、東京・後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION14」。トリプルタイトルマッチの先陣を切った日本L・フライ級タイトルマッチ10回戦は、10位の大橋波月(湘南龍拳)が王者亀山大輝(ワタナベ)に最終10回45秒TKO勝ちし新チャンピオンとなった。亀山は初防衛に失敗。

亀山に完勝し念願の王者となった大橋㊧

大橋がどっしりと構え、サウスポーの王者亀山の頭部に右強打をヒットすると、亀山は力みから連打の空振りを繰り返す。これで心にゆとりを持った大橋は、フットワークも使い出して、焦る亀山をかわし始める。

亀山も時折右フックをヒットするのだが、強いパンチを当てたい思いが災いし、悠然と迎え打つ大橋の思うつぼに。大橋が右の上下攻撃で亀山にダメージを与えた。

5回終了時の公開採点はジャッジ三者とも50-45のフルマークで大橋を支持。

続く6回、亀山も右フックのクリーンヒットを再三奪って反撃するが、大橋も右強打の狙い打ちを返す。8回に亀山をロープに詰めて左右のボディー連打で攻めた大橋は、距離を詰めたい亀山に間合いを与えず。上体を細かく動かして連打したい亀山だが、足が付いていかず飛び込みざまの右フック以外はなかなかヒットできなかった。

そして迎えた最終回。大橋がボディーブローも入れた左右のコンビネーションを見舞い、右ストレートでアゴを打ち抜くと、レフェリーが割って入り試合終了となった。

ジム初の王者となった大橋(28歳)は、チャンピオンベルトを川端龍也会長に手渡すと、「僕にはやり返したい選手がいます。片岡雷斗(大橋)選手、湊義生(JM加古川)選手、そして川満俊輝(三迫)選手。特に川満選手に勝つまではボクシングをやめられません」と黒星をつけられた相手に対戦要求。大きな拍手に包まれた。11勝8KO6敗1分。敗れた亀山(29歳)は13勝3KO9敗2分。

◆S・バンタム級B回線
細川兼伸(ワタナベ)[TKO2回1分44秒]森朝登(ワールドスポーツ)
グイグイと前進しながら左右を強振する日本8位の細川に対し、サウスポーの森は前後のステップを軸に、得意の回り込む足を使いながら迎え打つ。クリンチからの離れ際に左をねじ込んでいた森だったが、細川の右がヒットすると森は明白なダメージを被った。そして続く2回も細川が細かい連打から右強打、さらに左ボディーで効かせると、レフェリーが試合を止めた。

細川(23歳)は10勝7KO2敗2分。森(29歳)は11勝6KO6敗2分。

◆ヘビー級4回戦
安藤優介(KODLAB)[TKO1回2分]キム・ユンヒョプ(韓国)

試合結果(日本語)
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