ホープ村田碧は不敗の11連勝 弘田一誠は挑戦権ゲット

一宮市の興行では畑中の試合以外に3組の8回戦が行われた。日本S・フライ級9位の村田碧(松田)はWBOアジアパシフィック・バンタム級15位のウェズリー・カガ(フィリピン)を6回3分9秒KOに沈め、デビュー以来不敗の11連勝(7KO)をマークした。

カガにカウントを聞かせた村田

村田は長身から左ジャブをビシビシと決め、3回にはヒッティングでカガの鼻の上部を切り裂いたように、右ストレートに切れがあった。落ち着いて試合を運び、6回にカガの右に合わせて左をボディーに打ち込むと、それまで耐えていたフィリピン選手も我慢できず、10カウントを聞いた。「カガ選手と対戦した日本人選手2人が判定だったので、なんとしても倒したかった」という村田はしてやったりの表情。カガの戦績は8勝4KO4敗に。

相手が見つからないため村田はバンタム級でリングに上がったが、「S・フライ級で日本タイトルをやりたい」と試合後のインタビューで野望をあらわにしていた。

宮澤㊨はWBCユース王座を獲得

松田ジムはWBOアジアパシフィック・フェザー級チャンピオンになった武藤涼太を筆頭に若手が続々伸びてきている。2番手が村田で、さらに3番手もこの日しっかり結果を残した。セミで行われたWBCユース・ミニマム級王座決定戦で、期待の日本同級6位・宮澤蓮斗(松田)がシャーウィン・ダクーロ(フィリピン)に3―0判定勝ちし、初のチャンピオンベルトを手にした。宮澤はこれが9勝目(3KO3敗2分)。ダクーロは6勝2KO2敗1分。

坂井を下した新鋭弘田がカーニバルへ

フライ級の最強挑戦者決定戦は日本1位坂井涼(畑中)と同2位弘田一誠(モリシタ)が対戦したが、ビジターの弘田が3回に左フックを決めてダウンを奪い、5回にもダウンを追加して試合をリードした。

しかし7回に坂井が反撃。左フックを受けた弘田がヨロヨロと後退してキャンバスに崩れ落ち、カウントを聞いた。坂井は逆転を狙って追い上げたが、弘田も応戦して最後まで手を出し合う熱戦に。判定は僅差ながら3-0で弘田の手が上がった。

弘田はこの勝利で来年のチャンピオンカーニバルで日本王座への挑戦権をゲットした。これで8勝3KO1敗2分に。敗れた坂井は3敗目(10勝6KO)。

◇バンタム級4回戦
マッキー牧山(北島)[引き分け]島袋友樹(松田)
◇フライ級4回戦
富山侑人(結花)[3-0判定]源田琉成(とよはし)

試合結果(日本語)
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