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ロドリゲスがロペスを完封 最終回3度倒す猛攻 4年ぶりにIBFバンタム級王座に君臨

2023年8月13日 14時56分

 井上尚弥(大橋)が返上した4つのバンタム級王座の最後のピースが埋まった。12日(日本時間13日)米メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナルハーバーで行われたIBFバンタム級王座決定戦は、2位エマヌエル・ロドリゲス(メキシコ=写真)が3位メルビン・ロペス(ニカラグア)に3ジャッジ一致の120-105の判定勝ち。以前保持した王座に返り咲いた。

 サウスポースタイルで対峙するロペスはロープ、コーナーを背負う場面が多くディフェンシブな戦法。ポイントをリードしたロドリゲスは8回終了間際、畳みかけて攻勢をアピール。最終12回、残り1分を切った時点でロドリゲスの左ボディーでロペスがロープ際にダウン。2度、3度と倒れたロペスはいずれもカウント9で続行が許された。レフェリーはストップをかけることなく、終了ゴングとなった。

 ロドリゲスは2018年に決定戦で王座に就き、WBSS準々決勝でジーソン・モロニー(豪州)に判定勝ちで防衛を果たしたが、19年5月の同準決勝で井上に2回TKO負けし無冠になった。4年ぶりの王座獲得で22勝13KO2敗1無効試合。マイアミを拠点にリングに上がっていたロペスは29勝19KO2敗。IBFバンタム級は先日、西田凌佑(六島)が挑戦者決定戦に勝利している。

 セミのS・ライト級10回戦は、WBC2位ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(米)がケント・クルス(米)に2回2分39秒、左ボディーでフルカウント聞かせKO勝ち。元WBCフェザー級王者ゲーリー・ラッセルJrの実弟ラッセルは17勝17KO無敗。クルスは16勝10KO1敗3分。セミセミでWBAウェルター級6位ガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)がトラボン・マーシャル(米)に2回2分6秒TKO勝ち。

■バンタム級世界王者
WBA 井上拓真(大橋)
WBC アレクサンドロ・サンティアゴ(メキシコ)
IBF エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)
WBO ジェーソン・モロニー(オーストラリア)

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