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三代大訓が再起戦に勝利 DANGAN日中対抗戦 髙橋利之は元王者の田村亮一に競り勝つ

2023年8月17日 21時25分

「DANGAN日中対抗戦」が17日、後楽園ホールで開催された。メインのライト級8回戦は元東洋太平洋S・フェザー級王者で日本ライト級2位の三代大訓(横浜光)がセイ・ヨウチョウ(中)に3-0判定勝ち。三代は4月、韓国でジュン・ミンホ(韓)にまさかの5回負傷判定負けを喫してからの再起戦を飾った。

アッパーで攻める三代(右)

◇ライト級8回戦
三代大訓(横浜光)[3-0(77-75、78-74、79-73)]セイ・ヨウチョウ(中)

 三代は初回、得意のジャブから右にもつなげていったが、セイのジャブの打ち終わりを狙った右ストレートがヒット。2回にもセイの内から、外からの右が決まり、嫌なムードが漂った。

 しかし三代はていねいにジャブ、左ボディを出し、セイは右狙いだが、ジャブや左ボディもなかなか。三代は鼻血を出し、セイは偶然のバッティングで5回に額をカットした。両者の頭が何度もぶつかった。

 三代は6回、右ストレートから左フックを決めると一気にペースアップ。コンビネーションを続けて打ち込み山場を作った。終盤、三代は守りに入らず、ジャブから右、左ボディにつなげて勝利を確かなものにしていく。最終回はセイと打ち合い、会場から拍手が沸き起こった。

 三代は13勝4KO1敗1分。日本ライト級タイトル最強挑戦者決定戦で浦川大将(帝拳)と対戦する。セイは8勝5KO1敗2分。

三代の話「勝つことが絶対条件だったのでひと安心です。次につながってうれしい。相手はパンチがあって気が抜けなかった。リスクを取って良かったところがもう少しあったかもしれない。途中から中に入ったのは、そのほうが安全だと思ったから。今日は精神的にタフにいこうと思ったので、頭がぶつかっても嫌な顔をしないようにした。自分はどんな相手でもいい勝負になってしまうことが分かっている。このスタイルで僅差でも毎回勝っていければいい」

山本は無念のストップ負け

◇107ポンと8回戦
シュ・テンシン(中)[TKO4回2分1秒]山本智哉(横浜光)

 パワーのあるシュがガードを上げてサウスポーの山本を追いかけた。山本は手数でもフットワークでもシュの前進を止められない。4回、山本は果敢に打ち合ったが、下がらされて連打を浴びてストップとなった。シュは10勝9KO1敗。山本は7勝1KO3敗。

髙橋(左)は田村との激戦に競り勝った

◇S・バンタム級8回戦
髙橋利之(KG大和)[負傷判定7回2分44秒3-0(67-66×2、68-65)]田村亮一(JB SPORTS)

 元日本S・バンタム級王者で現在2位の田村が仕掛け、日本フェザー級11位の髙橋がジャブとリターンで攻めていった。田村が左ボディ打ちから髙橋を打ち合いに引きずり込むと、髙橋も負けずに右を打ち込み、試合はヒートアップした。

 4回、田村がピッチを上げたところで頭がぶつかり、髙橋が右目尻から出血。ここから髙橋がエンジンをふかし、右フック、アッパー、左ボディで迫り、田村と激しく打ち合った。5回、髙橋が右アッパーを決めるが、タフな“ゾンビ”田村はここぞとばかりに前に出た。

 6、7回は互いに譲らず打ち合い、7回にドクターチェックが入り、髙橋のカットが原因で試合終了。有効打で上回った形の髙橋は10勝5KO5敗。田村は15勝7KO8敗1分。

◇バンタム級8回戦
内構拳斗(横浜光)[3-0(78-74、79-73×2)]シュウ・ジュンキ(中)

 拓大出身の内構がスタートからジャブで圧力をかけ、ボディ攻撃も仕掛ける。右カウンターも決めてシュウにダメージを与えるが、シュウも打ち合いをいとわず応戦した。内構は2回もジャブ、ボディ打ち、右の打ち下ろしと多彩にシュウを攻め、3回には左ボディでシュウがダメージを与えた。

 内構が押し切るかに思われたが、シュウがタフネスぶりを発揮して試合を終わらせない。6回にはシュウがフックよアッパーの右ダブル、左ボディで内構に迫る。それでも内構は終盤も打ち合ってゴールテープを切った。5月のモンスタートーナメント初戦で穴口一輝(真正)に敗れた内構は再起成功。3勝1KO1敗。シュウは初黒星で6勝2KO1敗。

山内は右でソウをキャンバスに送った

◇113ポンド8回戦
山内寛太(DANGAN越谷)[TKO3回1分46秒]ソウ・ショウコウ(中)

 ともにワンツーを積極的に打ち込み、初回からアクションの多い展開。リーチのある山内は左フック、左ボディも盛んに打ち込むが、2回はソウの左フック、右を浴びた。

 山内は3回、変則的なソウの動きをよく見て、タイミングを計って右ストレートを一閃。これが決まってソウの腰が落ちたところでラッシュするとソウが横倒しになり、主審がすぐに試合を止めた。山内は8勝6KO3敗1分。ストップに無念の表情だったソウは5勝3敗。

◇フェザー級6回戦
眞下公翔(横浜光)[3-0(59-55、60-54×2)]リ・カイメイ(中)

 体格とパワーで上回る眞下が左強打を打ち下ろし、リはジャブ、右ストレートで対抗。リは上下に散らして手数で上回るが、眞下は力強い左ストレート、右フックで圧力をかけていった。

 リは4回、右を決めて前に出るが、眞下は慌てずに左からの攻撃でリを下がらせる。眞下のスピードとパワーが試合を支配したが、リも眞下に決定打を許さず、最後まで手を出して奮闘した。眞下は5勝4KO。リは5勝1KO3敗。

◇L・フライ級6回戦
シュ・ギンガ(中)[3-0(59-56、59-55×2)]服部凌河(横浜光)

 シュのジャブが鋭く、カウンターも巧み。服部は2回に右を一発決めたが、シュは3回にスイッチして、距離を詰めて連打を打ちたい服部のアタックを封じ、ペースを引き寄せた。

 旗色の悪い服部は4回、プレスを強めて事態の打開を図るが、シュはジャブ、右から返しの左フックを決めて流れを渡さない。シュは終盤、ボディにもパンチを散らして試合を支配した。シュは4勝1KO1分。服部は4勝3KO2敗。
観衆=475人

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