浜松の試合のメインカード、S・バンタム級8回戦は日本同級1位の細川兼伸(ワタナベ)がランキング下位(8位)の二瓶竜弥(DANGAN郡山)にまさかの1-2判定負けを喫する番狂わせが起こった。

細川を下した二瓶㊨
細川は地元浜松市出身。凱旋試合で快勝しようと初回から積極的に前に出てプレスを続けた。しかし二瓶もジャブを多用して応戦。ミスの多い細川をアウトボクシングして接戦を有利に進めた。
二瓶はこれまで12勝4KO(3敗2分)と決して強打者ではない。細川はこれを見込んで二瓶のジャブ、右ストレートを浴びながらも強引に攻め続けたが、二瓶は最後までペースを維持しジャブも当たり続けた。
前に出たのは細川だったが、印象的なヒットは二瓶だった。細川は次第に顔面を腫らし、鼻血を流しながらの凄惨な戦いとなり、そのまま終了ゴングを聞いた。判定は77-75(2人)、74-78と割れたものの地元の細川ではなく、二瓶の勝利が支持された。無念の細川のレコードはこれで9勝6KO2敗2分。
もうひとつの8回戦では、ウェルター級の松岡蓮(浜松堀内)が濱島悠紀(白銀)に3-0判定勝ち。
この日は全部で9試合が行われたが、4回戦5試合の中で注目は、最後に用意されたヘビー級の育成試合。松田尚之(ARITOMI=103kg)が苦戦しながら星龍之介(大橋=98.3kg)を最終回の左フック一発で沈め、ТKO勝ち。ヘビー級らしいスリリングな決着に1千の観客から驚きの声が上がった。


