フューリーvs.ウシク ヘビー級4団体統一戦は来年まで延期
2023年11月1日 11時58分
2023年10月31日 22時39分
31日後楽園ホールのフェニックスバトル105のメインで行われた日本S・バンタム級タイトルマッチはチャンピオン下町俊貴(グリーンツダ)と1位挑戦者の石井渡士也(RE:BOOT)が目の離せない打撃戦を展開し、フルラウンドを戦った末ドローだった。スコアは96-93(下町)に95-95が2者。下町は大湾硫斗(志成)との決定戦で手にしたタイトルの初防衛に成功した。
身上の強いプレッシャーをかける石井に対し、サウスポーの下町も長い距離を潰されながらも強気に応戦。3回は下町が左ストレートで石井を後退させる。しかし石井は4回めげずに反撃。力強いワンツー、左ボディで下町の右わき腹が赤くなった。さらに石井の右が打ち勝つが、ラウンド終了間際には下町が右フックのカウンターを当て返す。5回今度は下町の左ショートカウンターでぐらつく石井。
一進一退のシーソーファイトが序盤から展開され、前半5回を終えて発表されたスコアは48-47が2者で下町、残りは48-47で石井とこちらも接戦。
石井は6回も右を連発して攻勢をアピール。7回はゴロフキンのような左フックの打ち下ろしを繰り出したり、フェイントを入れたりと攻めをアレンジするが、下町は譲らない。9回下町はストレートで石井を後退させて猛攻。バランスを崩した石井がダウン。ここは田中レフェリーがスリップと裁定した。石井は口から血を流し、アゴを痛めている様子だ。
終始後楽園ホールが沸き返った一戦は最終的に引き分け。タイトルを死守した下町は「9ラウンドは仕留めに行きました。劣勢だと思っていたので」。下町陣営も石井の根性をほめたたえていた。戦績は17勝11KO1敗3分。一方の石井は「ジャブは当てづらそうでしたが(その後の)ストレート、フックが伸びてきた」と語っていた。6勝4KO1敗2分。試合後の控室では互いにたたえ合っていた。
2024年12月3日 21時24分
2024年12月3日 11時03分
2024年12月3日 10時50分
2024年12月3日 1時42分
2024年12月2日 10時21分
2024年12月2日 6時56分