西遠ジム主催の「西遠ボクシングアワー38」が29日アクトシティ浜松(静岡県浜松市)であり、セミで行われたOPBF東洋太平洋L・フライ級王座決定戦では、同級9位のマーク・ビセレス(駿河男児)が同級10位のカルロ・ディアス・セブンス(比国)に10回3-0判定勝ちを飾って新チャンピオンとなった。

ディアスを攻める駿河男児ジムのビセレス㊨
王座は世界に挑戦した谷口将隆(ワタナベ)の返上により空位となっていたもの。ビセレスは2年前に駿河男児ジムのトレーナーとしてフィリピンから来日し、その後同ジムから現役復帰した異色選手。3戦目で同じフィリピン選手同士で空位のOPBFのベルトを争うことになった。
ともにガードの堅いサウスポーで、戦法も似た同士。最初はジャブの応酬でスタートしたが、ビセレスが2回に左をボディーに決めてダウンを奪うと、その後は常に押し気味に試合を進めた。ディアスもよく応戦し、ビセレスもなかなか仕留め切れない。5回終了時に発表された途中採点は2~4点差でビセレス優勢。7回には偶然のバッティングによりビセレスは右目上をカットしたが、大事には至らず。その後も差は縮まることなく、終わってみれば、スコアは99-90(2人)、98-91と大差の判定でビセレスの勝ちだった。
「みなさんのおかげで頑張れたと思う。これからもチャンピオンを維持するために頑張ります」と新チャンピオン。前島正晃会長はすぐにも世界挑戦させたいと前向き発言をしている。ビセレス(30歳)は21勝11KO2敗1分。敗れたディアス(27歳)は8勝1KO4敗1分。


