岩田翔吉念願の初防衛 成長示すパフォーマンスでバディージョを11回TKO

20日、東京・両国国技館で開催の「U-NEXT BOXING6」で行われたトリプル世界タイトルマッチのオープニングカード、WBC世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦は、王者・岩田翔吉(帝拳)が、1位のエリック・バディージョ(メキシコ)に11回1分13秒TKO勝利。初防衛に成功した。

バディージョに右を打ち込む岩田㊨

前後左右に動きつつ、バディージョを呼び込む岩田は、サウスポーの挑戦者の左打ち終わりに右をヒット。さらにバディージョの入り際に右ボディーストレートも決めてリズムを作る。

しかし3回に入り、バディージョが右フックを多用する攻撃に変えると、様相が変わり出す。4回、バディージョの左がカウンターとなって岩田が尻もちを着くダウンを喫するが、この回終了後のオープンスコアではジャッジ三者とも38-37で岩田を支持した。

5回、じりじりと間合いを詰めて左右のショートアッパーをヒットするバディージョに対し、焦らず足を使いながら右強打を返す岩田が“きっかけ”をつくる。序盤から要所で刺してきた右ボディーストレートでバディージョにダメージを与え下がらせて攻勢をとった。

ここはなんとかしのぎ、右ショートアッパーをねじ込んでくるバディージョに、岩田は8回に今度は右ボディーアッパーで明白なダメージを与えた。

8回終了時のスコアは78-73、78-73、77-74でいずれも岩田がリード。じわじわとプレスをかける岩田は右のオーバーハンドと右ボディーアッパーの組み合わせをクリーンヒット。10回には右ショートストレートをリードブローにして立て続けにヒット。軽打から強打に切り替える上手さも披露して、バディージョを追い込んでいった。

そして迎えた11回。速い右リードの強弱から右オーバーハンドをガツン。明らかに効いているバディージョはダウンだけは回避したものの、岩田がさらに右をヒットしてのけ反らせると、レフェリーが試合を止めた。

「人生初ダウンだったけど、ダメージはなかったので気持ちを切り替えた。上を当てて下を打つことを徹底した。プラン通りにいかなかった部分もあるので、また早く練習を再開したい」という岩田。曲者サウスポーの指名挑戦者を公約通りストップしたことで、大いなる自信を得たはずだ。

岩田(30歳)は17勝14KO2敗。粘りを見せたものの初黒星のバディージョ(30歳)は19勝8KO1敗。

 

見逃し配信期間 7月20日 23:51〜9月7日 23:59

試合結果(日本語)
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