WBO女子S・フライ級王者の晝田瑞希が圧巻の初防衛 4度ダウン奪って63秒TKO勝ち
2023年6月13日 20時18分
2023年6月13日 13時15分
ボクシング界きってのスーパースター、S・ミドル級4団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)の次戦の対戦者を巡ってさまざまな情報が流れている。昨年5月に敗れたWBA・L・ヘビー級王者ドミトリー・ビボル(ロシア)との対戦が有力だと伝えられていたが、どうやら他にも選択肢はあるようで――。
カネロは先月6日、地元グアダラハラでジョン・ライダー(英)を下してS・ミドル級4団体王座の防衛に成功。試合後、カネロはビボルの「S・ミドル級で再戦したい」との発言を受け、「175ポンド(L・ヘビー級)での試合を望む」と前回と同じ条件での雪辱戦を希望した。
しかし、ESPNによると、WBCミドル級王者ジャモール・チャーロ(米)とWBCクルーザー級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)が候補に挙がっている。チャーロに関しては、カネロのマネジャー兼トレーナーのエディ・レイノソ氏がPBC創設者のアル・ヘイモン氏と秋にカネロとチャーロが対戦することについて話し合ったという。
ただし、チャーロは21年6月以来、試合から遠ざかっている。メンタルヘルスの問題が明らかになったこともあり、練習を再開したというニュースがあったとはいえ、状況は不透明だ。
ジャックはマネジャーのアメール・アブダラ氏が米メディアの取材に答えており、10月にサウジアラビアで対戦する計画が進んでいると明かした。
アブダラ氏は「少なくともクルーザー級に近いところで合意することを願っている」と語り、一番のネックが契約体重であることを認めた。カネロにとって自身初となる中東での試合、初めてのクルーザー級という条件は刺激的だろうが、L・ヘビー級の経験はあるとはいえ、クルーザー級となるとやはりハードルは高い。
一方、ビボルはESPNの取材に応じて、「私だけと戦いたいなら、うちのチームに連絡してほしい」と語り、秋の再戦には否定的な見方を示した。ビボルのマネジャーは「彼は明らかにビボルを避けている。彼らはビボルを倒すのが難しいと知っているのだ」と突き放し、L・ヘビー級3団体統一王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)との4団体統一戦をターゲットにすると話している。
はたしてカネロの次戦の相手はだれになるのか? まだしばらくは水面下で激しい交渉が続きそうだ。
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