May
15
Wednesday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

25°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > WBO女子S・フライ級王者の晝田瑞希が圧巻の初防衛 4度ダウン奪って63秒TKO勝ち

WBO女子S・フライ級王者の晝田瑞希が圧巻の初防衛 4度ダウン奪って63秒TKO勝ち

2023年6月13日 20時18分

WBO女子世界S・フライ級チャンピオンの晝田瑞希(三迫)が13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で同級1位ケーシー・モートン(米)と初防衛戦を行い1回1分3秒TKO勝ちした。
モートンを開始から圧倒した晝田
試合は速攻で決着がついた。開始早々、サウスポーの晝田が右フックを効かせると、連打からの左アッパーでいきなりダウンを奪った。立ち上がったモートンのダメージは深く、再開後すぐに右フックでバタリ。晝田はさらに左ストレートで3度目を奪うと、最後は左で4度目のダウン。中村レフェリーが試合を止めた。 27歳の晝田は5勝1KO。39歳のモートンは11勝3KO4敗3分。 パンチを強く打つ練習をしてきたという晝田は「自分もビックリして口が開いていたと思うけど、すごくうれしいです。KOすると言っていたけど加藤トレーナーとはしっかりジャブを突いていこうと話していた。ただ、パンチが当たったからいっちゃいました。アメリカ合宿に行って世界に強い人がいっぱいいるのが分かった。もっと大きな舞台、アメリカにも進出したい」と大きな目標を口にした。
松田㊧が鈴木に大差
松田恵里(TEAM10COUNT)[3-0(79-73×2、80-72)]鈴木なな子(三迫) 東洋太平洋アトム級王者の松田と元日本ミニマム級王者の鈴木による女子世界ランカー対決。サウスポーの松田がスピードをいかしてよく動き、タイミングよく左を当てて好スタートを切った。鈴木の打ち終わりにパンチをリターンも合わせ、序盤は松田が優勢に試合を進めた。 何とか松田をつかまえたい鈴木は右を狙っていくものの、なかなかヒットすることができない。逆に松田はカウンターの左、右フックで迎え撃ち、鈴木を突き放しに掛かる。6回、ようやく鈴木のボディ攻撃を見せるが、松田も接近戦でしっかり打ち返した。松田は最終回、打ち合って試合を締めた。3度目の世界挑戦を目指す松田は6勝1KO1敗1分。鈴木は7勝1KO3敗。 ◇S・ライト級6回戦 木戸口謙辰(三迫)[引き分け(57-57×3)]浦嶋将之(角海老宝石) 拓大出身の浦嶋は2戦目、立教大出身の木戸口はB級デビュー戦。初回、長身の木戸口がジャブで先制。浦嶋は中盤に右ストレートを一発入れた。木戸口はジャブから右ストレートにつなげてリズムをつかみ始めると、浦嶋は3回に木戸口を捕まえ始め、左右のボディ、右ストレートを打ち込んでいった。 木戸口は4回、打ち合いにシフトして右アッパーを狙っていった。浦嶋は前に出て木戸口を削っていこうとする。5回、浦嶋がワンツー、左フックとコンビネーションで木戸口に迫るが、右脚を痛めた様子で、浦嶋の動きが落ちてきた。最終回、木戸口は手負いの浦嶋を攻めたもののとらえきれずに終了。警察官をへて27歳の浦嶋は1勝1KO1分。最後は両足がつってしまった。24歳の木戸口はドロー発進。 ◇フェザー級4回戦 矢野円来(花形)[引き分け1-1(39-37、37-39、38-38)]田川由詠(協栄) ◇ミニマム級4回戦 加瀬未佐登(三迫)[3-0(39-37×2、40-36)]川本大地(changes) ◇ライト級4回戦 望月綾人(伴流)[TKO1回1分43秒]西沢匠(鎌ヶ谷) 観衆=1415人
Related article
関連記事