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高山涼深が4回TKO勝ちで日本S・フライ級王座獲得 伯父の渡辺雄二さんも感激

2023年6月13日 20時48分

日本S・フライ級王座決定戦が13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、同級1位の川浦龍生(三迫)が同2位の高山涼深(ワタナベ)に4回1分5秒TKO勝ち。デビューから6連勝で日本タイトルを獲得した。
川浦をストップした高山
川浦をストップした高山
高山はスタートからジワジワとプレスをかけ、積極的に手を出していった。川浦はこれをブロックしながらジャブを突き、得意としている左カウンターを打ち込んでいく。川浦はあまり脚を動かさずに勝負している。2回も高山がプレス。川浦のジャブはよく当たるが、パワフルな高山の前進を止めることができない。高山が左ボディ、右フックで徐々に川浦を下がらせていく。川浦はヒッティングで右目上から出血した。 3回、高山がさらに攻勢を強め、川浦を追い込んでいく。川浦をコーナーに追い込んだ高山の左がクリーンヒットすると、高山はますます勢いづいた。下がるばかりの川浦は左目上からも出血して苦しい。高山は4回、左ストレートでダメージを与えると、動きの止まった川浦に上下のパンチを次々と浴びせ、フラフラの川浦を主審が救った。 26歳の高山は6勝5KO。29歳の川浦は9勝6KO2敗。
左から渡辺さん、高山、小口トレーナー
90年代のスター選手、渡辺雄二を伯父に持つ高山は「最初からいこうと話していた。カウンターが怖かったので、言われた通り下から、下からと思ってやった。相手のパンチはキレはあったけど、重くはなかった。(次は村地翼との指名試合)やることは変わらない。小口さんについていけば勝てると思っている」と話し、中学3年生から指導を受ける小口忠寬トレーナーに感謝しきりだった。
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