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ドネアがWBCバンタム級王座決定戦 7.15ラスベガスで井上尚弥戦以来のリング

2023年6月15日 9時47分

 前バンタム級4団体統一チャンピオン井上尚弥(大橋)が返上したベルトの一つ、WBC王座の決定戦が7月15日、ラスベガスのザ・コスモポリタンで挙行されることになった。カードは1位ノニト・ドネア(フィリピン=写真)vs.4位アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)。当日のメインはライト級上位ランカーのフランク・マーティン(米)vs.アルテム・ハルチュニアン(ドイツ)。ボクシングシーン・ドットコムが13日報じ、同日ドネアとレイチェル夫人がユーチューブで伝えた。

 ドネアvs.サンティアゴは今年2月中旬にWBCが王座決定戦として承認。当初ドネアは、挑戦者決定戦を勝ち抜いたジェーソン・モロニー(豪州)とWBC王座を争う運びだったが、モロニーはWBO王座へ方向転換。モロニーは先月、米国でビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に判定勝ちでベルトを巻いた。

 40歳のドネア(42勝28KO7敗)はこれまでフライ級、バンタム級、S・バンタム級、フェザー級で4階級制覇を達成。バンタム級王座は11年にフェルナンド・モンティエル(メキシコ)からWBC&WBO統一王座、18年にライアン・バーネット(英)からWBAスーパー王座、21年にノルディーヌ・ウーバーリ(フランス)からWBC王座とこれまで3度獲得している。

 27歳とドネアより13歳年少のサンティアゴ(27勝14KO3敗5分)は18年9月、米国カリフォルニア州でIBF・S・フライ級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)に挑み、ドローに終わった。21年11月、当時無敗だったゲーリー・アントニオ・ラッセル(米)に惜敗した後、3連勝中。最新戦では井上と対戦歴があるアントニオ・ニエベス(米)に7回ストップ勝ちを収めている。今回が2度目の世界アタックとなる。

 井上との再戦で2回TKO負けしたドネアはユーチューブによると3月頃から始動。番組収録日には日本人選手との対戦歴が多い元IBF・L・フライ級王者ミラン・メリンド(フィリピン)を相手に8ラウンドのスパーリングを行ったという。Photo by SUMIO YAMADA

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