テオフィモ・ロペスがWBO・S・ライト級王座返上 獲得から5日 去就は不透明
2023年6月16日 11時41分
2023年6月16日 0時36分
WBAスーパー&WBC世界L・フライ級統一王者、寺地拳四朗(31=BMB)の後援会が15日、京都市のホテルグランヴィア京都で総会と統一王座防衛祝勝会を開いた。
西脇隆俊・京都府知事、奥田敏晴・城陽市長、松村淳子・宇治市長ら地元首長や国会議員ら200人が出席。後援会長の安道光二・ワタキューセイモア会長が「3団体タイトルマッチの予定が変わってしまいましたが、9回TKO勝ち。チャンピオンはますます強くなり、4団体統一王者をめざしてください」とあいさつ、お祝いを手渡した。5月に引退した元女子世界王者の多田悦子(真正)が駆け付け、寺地に花束を贈った。
寺地は4月8日、3本目のベルトを狙ってWBO同級王者、ジョナサン・ゴンザレス(プエルトリコ)と戦う予定だったが、ゴンザレスが肺炎で出場不能に。代わって挑戦のアンソニー・オラスクアガ(米国)との激闘を9回TKOで制して2冠王座を守った。
寺地は「あきらめそうになりましたが、みなさんの応援のおかげで勝つことができました。あの試合でまた強くなれたと思う。3団体、4団体を目標に、フライ級に上げるのも視野に入れています」とあいさつした。
寺地は指名試合で9月にWBC同級1位のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)の挑戦を受ける予定。勝利すれば、年内に3団体目のベルト獲得に照準を合わせる。「統一戦実現は思った以上に難しい」と寺地永・BMBジム会長。年内に統一戦開催が決まらなかった場合、来年はフライ級のベルト獲得に乗り出す構えだ。
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