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チュー、オカンポを初回で沈める チャーロ挑戦は9月にも WBO・S・ウェルター級暫定

2023年6月18日 15時38分

 豪州ブロードビーチのゴールドコースト・コンベンションセンターで18日ゴングが鳴ったWBO・S・ウェルター級暫定タイトルマッチは暫定王者ティム・チュー(豪州)が挑戦者カルロス・オカンポ(メキシコ)に初回1分17秒KO勝ち。V1を果たし、ペンディング中の4団体統一王者ジャーメル・チャーロ(米)挑戦に勢いをつけた。

即決で暫定王座を防衛したチュー

 開始30秒、チューの右がテンプルのあたりを捉えるとオカンポのヒザが揺れる。左右連打でワイルドにチャージしたチューは右ストレートでダウンを奪った。続行されたがオカンポのダメージは深い。チューは右オーバーハンドで追い込み、左フックを痛打。ロープ際に2度目のダウンを喫したオカンポはノーカウントでストップされた。

 圧勝のチューは23勝17KO無敗。「暫定王座では満足できない。私はチャーロだけを求めている。ティム・チューはここにいる。4ベルトを持ち帰ってみせる」と観衆に応え、喝さいを浴びた。試合を米国に中継したショータームによると、チャーロvsチューは9月にも実現する見通しだという。

 セミのIBF・S・バンタム級挑戦者決定戦は4位サム・グッドマン(豪州)が5位ライース・アリーム(米)に2-1判定勝ち。ノンストップ・アクションが続き、優劣のつけづらい試合だったが、終盤スパートしたグッドマンが勝利にこぎつけた。スコアはアダム・ハイツ117-111、村瀬正一112-116、ダニエル・サンドバル116-112で、主審は日本の中村勝彦氏だった。同級チャンピオンはWBAスーパー王座も保持するマーロン・タパレス(比)。

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