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6.24出陣 “世界前哨戦”比嘉大吾、リマッチ森武蔵、移籍第1戦の重里侃太朗が意気込み

2023年6月21日 14時37分

 24日に東京・大田区総合体育館で開催される「Life Time Boxing Fights 15」に出場する元世界王者の比嘉大吾、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵、日本S・フライ級9位の重里侃太朗の志成ジム3選手が21日、都内のジムで記者会見に出席し、意気込みを語った。

左から重里、比嘉、森

 元WBC世界フライ級王者の比嘉はジョシュア・フランコvs.井岡一翔のセミでWBA・S・フライ級3位シリチャイ・タイイェン(タイ=ヨドモンコンウォーセンテップ)とバンタム級10回戦。これまで東洋太平洋フライ級王者の桑原拓(大橋)、日本バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)、同門の木村吉光らとスパーリングをしてきた比嘉は「調整も練習も順調。しっかり倒して勝ちたい」とこの日もKOへのこだわりを口にした。

 フライ級王座を失い、バンタム級に上げて再起してからは6戦4勝2KO1敗1分といまひとつの内容だが、コンビを組む野木丈司トレーナーは「ここ数戦では一番いいと思う。パンチもきている」と比嘉の好調ぶりを証言する。

 バンタム級に上げてからは、フライ級時代の荒々しいスタイルだけでなく、テクニックも駆使した新たなバンタム級スタイルを模索してきた。野木トレーナーは「そろそろバンタム級でのスタイルを確立したところを見せたい」とコメント。世界挑戦をアピールする試合に期待した。

 森と重里はメインでフランコとのダイレクトリマッチに挑む井岡の弟分で、ともに“兄貴”をしたって志成ジムに移籍してきたという共通点を持つ。

 その森は4月にドローに終わった渡邉卓也(DANGAN AOKI)と再び東洋太平洋S・フェザー級王座をかけて争う。今回もラスベガス合宿を行い、ダイレクトリマッチに向けて「接近戦での戦い方とか、攻撃が単調になったところを見直してきた。「東洋太平洋タイトルを獲ることも大事だけど、渡邉卓也選手と決着をつけたい」と必勝を誓った。

 デビューから4勝2KO1分のホープ重里はウィルベルト・ベロンド(フィリピン)とS・フライ級8回戦。こちらも森と一緒にラスベガス合宿で佐々木修平、イスマエル・サラスの両トレーナー、井岡からもアドバイスを受けたとあって、「最高の環境で練習をさせてもらい、あとはやるだけ」と移籍第1戦に自信を見せた。

 イベントの模様はABEMAでPPVライブ配信される。

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