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井岡一翔に敗れた前世界王者のフランコ引退表明 精神的な問題が理由

2023年6月25日 21時25分

 24日のWBA・S・フライ級タイトルマッチの計量に失格、王座をはく奪され、翌日の試合で井岡一翔(志成)に敗れたジョシュア・フランコ(米)が自らのインスタグラムで引退を表明した。

24日の試合後、記者会見するフランコ

 その中でフランコは、キャリアを通して精神的な問題と格闘してきたことを告白した。「言い訳をしたくない」という理由でそのことを誰にも明かさすキャリアを進行してきたと説明した上で「あらゆる種類の精神的健康問題と闘っている人は、あなたが一人ではないことを知ってほしい。そして、何事も夢の実現を妨げることはできない」と励ました。

 さらにフランコは「昨夜の東京での試合は正式に私にとって最後の試合となった。今週は私にとって厳しい一週間で、望んでいた結果は得られなかったが、自分が持っているすべてを捧げたこのスポーツに別れを告げる」と引退を報告した。

 27歳のガルシアは幼少のころからボクシングに親しみ、2015年にプロデビュー。20年6月、アンドリュー・モロニー(豪)を下してWBA・S・フライ級王座を獲得した。モロニーとの再戦は偶然のバッティングで無効試合となり、3度目の対戦で勝利。昨年大みそか、井岡と対戦してドロー、24日のリマッチで計量失格となる王座を失った。翌日の試合にも敗れた。

 通算戦績は24戦18勝8KO2敗3分1無効試合。ボクシング一家で、弟のジェシー・ロドリゲスはWBOフライ級チャンピオン。

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