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井上尚弥のバンデージ問題決着 ガーゼ巻いてからテーピング

2023年7月24日 15時58分

 あす25日、有明アリーナで開催されるWBC&WBO世界S・バンタム級タイトルマッチの計量とルールミーティングが24日、横浜市内のホテルで行われた。王者スティーブン・フルトン(米)陣営が挑戦者井上尚弥(大橋)のバンデージに疑問を投げかけたことに関して話し合われ、井上サイドが理解を示したことで決着がついた。

あす勝つのはどちらか?

 ことの発端は22日の記者会見で王者側のトレーナー、ワヒーム・ラヒード氏が井上のバンデージの巻き方について疑問を呈したこと。この日の話し合いでは、手に直接テーピングを巻くのではなく、1枚ガーゼをはさんでからテーピング、そしてバンデージを巻くことで落ち着いた。日本国内で行われる井上の世界戦で、このことを指摘した海外勢はこれまでいなかった。

 井上のバンデージを巻く佐久間史朗トレーナーによると、日本では手にテーピングを巻いて土台を作ってからバンデージを巻き、最後にテーピングで止めるのが主流。海外では国や州によって異なるが、手に直接テーピングをするのはNG、あるいはごく少量しか使えないことが多いという。

 佐久間トレーナーは「向こうは自分たちの常識で話をしていただけで、文句という感じはしなかった。その中で薄皮(ガーゼ)を巻いてからテーピングするのはOKだと言われたので、こちらもそれで問題ないと答えた」と説明した。佐久間トレーナーはこれまでも海外の試合で、手に直にテーピングをしないで井上のバンデージを巻いた経験があるため自信を持っている。

 井上はこの件について、「いままでもその国や州のルールに則ってやってきた」と胸を張った。その上で、相手陣営の出方を「単にビビってるんじゃないですか」と突き放しながらも、「フルトン本人はそんなことを思っていなくても、トレーナーがそういうことをしっかり考えるのは当たり前だと思う」とトレーナーの心情を察した。

 いずれにしてもリング外で心を乱され、感情を試合に持ち込こんでいいことはない。井上は「打ち合ってくれたら爆発的なものが出せるとは思いますけど。明日は技術戦になると思うので、そういう感情は抑えて頭を使って戦いたい」と冷静だった。

 なお、グローブはフルトンがグラント、井上がウイニングを使用。試合前に両陣営立ち会いのもとにバンデージチェックが行われる。

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