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WBOフェザー級王座挑戦の清水聡「勝つことが一番の恩返し」王者ラミレス撃破に気合い

2023年7月24日 16時35分

 あす25日、有明アリーナのセミで行われるWBOフェザー級タイトルマッチの計量が24日、横浜市内で行われ、王者ロベイシー・ラミレス(キューバ)と挑戦者の清水聡(大橋)がともに57.0キロでリミットの57.1キロに合格した。試合の模様はLeminoで無料ライブ配信される。

王者ラミレス(左)と清水。体格差はかなりある

 2012年ロンドン五輪銅メダリストの清水(11勝10KO1敗)は紆余曲折をへて16年にプロデビュー。プロ入りから7年かけて37歳で世界初挑戦のチャンスをつかんだ。清水は「大橋会長に感謝したい。勝つことが一番の恩返しになると思う」と殊勝にコメント。フェイスオフをしなかった理由を問われ、「見つめ合うと疲れるじゃないですか」と軽口を叩く余裕もあった。

 清水が銅メダリストなら29歳の王者ラミレス(12勝7KO1敗)は12年ロンドンと16年リオデジャネイロの金メダリスト。計量でラミレスを目にした清水は「見た感じ、ほとんどナチュラルウエートなのかな」と体の小ささに注目した。

 これが初防衛戦となるラミレスが持ち前のスピードとテクニックを存分にいかすのか、体格で大きく上回る清水がそのアドバンテージをいかすのか――というあたりが勝負のカギとなりそう。

 海外ブックメーカーの出しているオッズは、ラミレスの勝利が1.05倍、清水の勝利が11倍(ウィリアムヒル)と清水が圧倒的に不利とされている。気合い十分の表情で「勝ちます」と計量会場をあとにした清水の奮闘に期待が集まる。

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