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井上尚弥が思惑通りの試合だったと明かす 真吾トレーナー「安心して見ていられた」

2023年7月26日 0時24分

 WBC&WBO世界S・バンタム級王者スティーブン・フルトン(米)に8回TKO勝ち、S・バンタム級初戦でいきなり2団体王者となった井尚弥(大橋)は試合後、「S・バンタム級の壁は感じずに戦うことができた。S・バンタム級でやれると証明できたと思う」と満足そうに話した。

きれいな顔で試合を終えた井上

 試合のポイントを距離感だと考えていた井上は「フルトンのスタイルを研究する中で、L字は使えると思って練習していた」との言葉通り、L字ガードで圧力をかけて鋭いジャブを繰り出し、「1、2、3、4は取らせない」という作戦通りの立ち上がり。父の真吾トレーナーは「リードの差し合いで、フルトンがびっくりするくらい届いてなくて、ナオのリードが当たっていたので安心して見ていられた」と振り返った。

 圧力をかけながらも、「リングの中央で足を止めればフルトンもそうせざるを得ない。プレスをかけすぎると脚を使われるので、かけすぎないようにした」と試合の組み立ては周到。4回からフルトンが攻撃姿勢を強めたが、これも「フルトンが出てこないといけない展開を作りたかった」というから思惑通りだった。

 フィニッシュは左ジャブをボディに打ち込んでから右ストレートでダウンを奪った。井上は「左のジャブをボディに打つのは突破口として練習していた。前半は単発でもっていきながら、フルトンが落ちてきたところで右ストレートにつなげると考えながら組み立てていた。その一瞬の隙を突いた」とフィニッシュブローも練習のたまものだと明かした。

 大橋秀行会長は「判定勝ちでもいいと思ったけど、判定とKOでは全然違う。前回のバトラー戦以上にあのフルトンをKOしたのは大きい。なので年内の4団体統一戦に向けて動き出したい」と対抗王者マーロン・タパレスとの4団体統一戦への意欲を示した。

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