興国が団体連覇達成 東福岡の中山兄弟揃って優勝 インターハイ閉幕
2023年8月5日 10時07分
2023年8月4日 22時24分
「ザ・グレイテストボクシングvol.44」が4日、後楽園ホールで開催された。メインのS・フライ級8回戦は、日本フライ級12位の薮崎賢人(セレス)が池上渉(DANGAN郡山)に2回2分46秒TKO勝ちを収めた。
◇S・フライ級8回戦
薮崎賢人(セレス)[TKO2回2分46秒]池上渉(DANGAN郡山)
サウスポーの薮崎に対し、池上はいきなり右をヒット。しかし「ガードの上からでも打っていく作戦だった」という薮崎はここから左を上下に散らし、サイドに動きながら強打で池上にプレッシャーをかけていった。池上もこれに強気に応じて試合はスタートからアクション満載となった。
しかし2回、薮崎の左強打が決まり、池上がキャンバスへ。これはスリップの裁定だったが、立ち上がったもののフラつく池上に薮崎が襲いかかるとレフェリーが試合を止めた。
昨年7月、亀山大輝(ワタナベ)にTKOで敗れ、「ボクシングを続けるか考えた」という薮崎は気持ちを入れ替えて再起に成功。今後はS・フライ級にクラスを上げ、自慢の強打でチャンピオンを目指す。10勝6KO5敗2分。池上は10勝6KO8敗1分。
◇59.5キロ6回戦
原口秀司(リングサイド)[3-0(58-56×3)]鎌田士竜(戸髙秀樹)
千葉・習志野高時代に全国大会3位の経験を持つ18歳、鎌田のB級デビュー戦。鎌田は初回からジャブ、ワンツーを積極的に狙っていった。体格で勝る原口もワンツー主体のボクシングで対抗。両者がペース争いを繰り広げた。
後半に入ると原口が左ボディ、カウンターをうまく使ってキャリアの差を見せていく。最終回はコンビネーションを鎌谷浴びせ、判定勝ちを手にした。原口は「次は日本ランカーになりたい」と抱負を口にした。5勝2KO2敗2分。
◇S・フライ級6回戦
大保龍斗(横浜さくら)[TKO3回2分29秒]コーヤ佐藤(伴流)
試合開始早々、左にスイッチした佐藤に右ボディを決めて大保がいきなりチャンス。佐藤はロープを背負うが、左フックで応戦して長いピンチをしのいだ。大保は2回、スイッチを繰り返す佐藤のボディを攻め、ダメージを与えたところで右を振り下ろしてダウンを奪った。
大保は3回もボディを攻め、最後は粘る佐藤に右を打ち下ろすと、佐藤がキャンバスにひざまずき、レフェリーが即ストップした。大保は15勝7KO6敗2分。佐藤は12勝2KO6敗1分。
◇ミニマム級8回戦
佐宗緋月(T&T)[2-1(79-73×2、75-77)]諸岡直樹(セレス)
日本タイトル挑戦経験もある佐宗は2年2カ月ぶりのリング。距離を取ろうとした佐宗に対し、諸岡は2回、右スイングを決め手チャンスメーク、畳みかけて最初の見せ場を作った。佐宗は3回、距離を詰めて右フック、右アッパーを決め、ペースを引き寄せにかかった。
5回、佐宗が左ボディ打ちで諸岡にダメージを与えたかと思われたが、諸岡が左右のフックで佐宗をコーナーに追い込む。6回は佐宗が右ストレート、左フックを決めて見せ場。終盤は佐藤が諸岡のパンチを防いで逃げ切った連敗脱出の佐宗は13勝4KO8敗2分。諸岡は7勝3KO8敗。
◇ライト級4回戦
木内凌祐(セレス)[KO1回1分55秒]高橋雄人(アキバ)
◇54.5キロ4回戦
岡田悠平(本望)[2-1(39-37×2、37-39)]石井直輝(戸髙秀樹)
◇S・フライ級4回戦
永瀬大揮(竹原&畑山)[2-0(39-37、40-36、38-38)]稲田大輝(小熊)
◇ライト級4回戦
倉持廉汰(本望)[3-0(39-37、40-36×2)]米本将規(鹿島灘)
◇フライ級4回戦
三橋秀人(本多)[TKO1回1分13秒]小松昂弘(富士山ネクサス)
2024年9月17日 23時24分
2024年9月16日 18時59分
2024年9月16日 10時33分
2024年9月15日 20時03分
2024年9月15日 19時53分
2024年9月15日 19時45分