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前ミドル級王者ベーカーが引退を発表

2014年1月16日 16時30分

前ミドル級王者ベーカーが隠退発表(ボクシングニュース)
ダーレン・ベーカー

 昨年12月ドイツ・シュツットガルトで、元WBA世界ミドル級王者フェリックス・シュトゥルム(ドイツ)に2回TKO負けでベルトを失った前IBF同級王者ダーレン・ベーカー(英国)が15日、現役引退を発表した。理由としてシュトゥルムに屈する原因となった臀部(尻)の慢性的な負傷をあげている。

 ベーカー(31)のキャリアのハイライトは昨年8月。米アトランティックシティで王者ダニエル・ゲール(豪州)に挑戦。中盤6回、ボディーブローで絶体絶命のダウンを喫したものの、12回2-1判定勝利。11年、同じアトランティックシティでセルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)に11回KO負けした一戦に次ぐ2度目の世界挑戦のチャンスをモノにした。敗戦はその試合とシュトゥルム戦のみ。26勝16KO2敗。

 将来を嘱望された実弟ゲーリーが交通事故で19歳の若さで他界。弟を慕う気持ちが後の彼のモチベーションを刺激した。「家族のサポートに感謝したい気持ちです。それがなくして業績を残すことは不可能でした。同時に試合のチケットを買って私を応援し、中には海外にも足を運んでファンタスティックなファンにも感謝の気持ちでいっぱいです」とベーカーは胸中を明かしている。

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