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日本ライト級6位の湯川成美が再起戦白星 デビュー戦のホープ大畑俊平、移籍の福永輝も勝利

2023年9月11日 8時04分

 静岡の駿河男児ジム主催「Desafio 10」が10日ふじさんめっせ(静岡県富士市)であり、メインのS・フェザー級8回戦では、日本ライト級6位の湯川成美(駿河男児)がタイのスラシット・クリケーソンに2回1分17秒KO勝ちを飾った。

湯川は2回KO勝ちでタイ人選手を

 湯川は初回にボディーを攻めた後、一転右フックをアゴに決めてダウンを奪うと、2回に同じような右を叩き込み再びタイ選手をキャンバスに沈めた。スラシットは初回終了ゴング後足を引きずってコーナーに戻るなどダメージは深刻。2回のダウンも立ち上がったが、主審はそのまま10カウントを数えた。湯川は5月の前戦で初黒星を喫し、これが再起戦だった。8勝7KO1敗。敗者は3勝3KO4敗。

東洋大出身の大畑(右)は初陣を飾った

 セミの6回戦では、アマチュア東洋大学の大学日本一に貢献した大畑俊平(駿河男児)がプロ・デビュー戦で山口楽人(陽光アダチ)に判定勝ち。地元静岡出身のホープは、立ち上がりから得意のジャブを繰り出し、ダウンシーンはなかったものの無難にまとめ、白星発進。山口はJBCに記録の載らないタイの3戦を含め8戦目にして初黒星となった。

 勝利インタビューで大畑は「僕のボクシングは面白くないけど、勝ち続けるので応援してください」と型破りのコメントで地元ファンに支援を呼びかけていた。大畑は21年の全日本選手権準優勝者。

移籍初戦にKO勝ちした福永

 この日のもうひとつの8回戦では、沖縄ワールドジムから移籍した福永輝(駿河男児)がアサダ―・ラックミット(タイ)に1回から強打で圧力をかけ、2回に右フックを強打して2回1分20秒10カウントKO勝ち。新天地で再スタートした福永は10勝7KO4敗。

 S・バンタム級6回戦に登場した地元出身・木村天汰郎(駿河男児)は初回アヌラック・マドゥア(タイ)の右フックを浴びてダウンを喫したが、失点をこの回だけにとどめ、残りの5ラウンズで挽回し3-0判定勝ち。木村は10勝2引き分けの負けなし。

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