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東日本新人王準決勝 北野武郎が19歳対決制す 山田龍斗は6戦目初勝利で決勝へ

2023年9月14日 21時21分

 第80回東日本新人王トーナメント準決勝が14日、後楽園ホールで開催された。ミニマム級は元日本フライ級1位の北野良トレーナーと親子で世界を目指す北野武郎(大橋)が遠藤龍匠(川崎新田)に勝利した。あす15日も同会場で準決勝が行われる。

ミニマム級北野は要所で左を決めて勝利

 ミニマム級は19歳対決。サウスポーの北野に背の低い遠藤が果敢に踏み込んでいった。遠藤は右を上下に打ち分け、北野はジャブ、右フックで迎撃して対応。2回は遠藤が北野をロープに追い込み、ボディ攻撃で攻勢をアピールした。

 2回に受けに回ってしまった北野は3回に左を立て続けに決めて反撃した。4回は遠藤も踏ん張って左アッパーを決めたが、北野が再び左を打ち込んで遠藤をグラつかせて勝利を引き寄せた。北野は3勝1KO。遠藤は1勝1KO2敗。

 試合後、北野は「4ラウンドに左が当たってグラッとしたので倒せると思ったけど力んでしまったところが反省点。目の前の一戦一戦を勝っていきたい」と話した。

フライ級山田はうれしい初勝利で決勝進出

 フライ級の山田龍人(大橋)は2回に右カウンターでダウンを奪い、立ち上がった山本敬太(野口)を攻め立ててストップ勝ち。山田は1、2回戦ともに引き分け、優勢点で準決勝に勝ち上がっていた。プロ6戦目の初勝利で決勝進出を決めた。

 S・ライト級は、川村英吉(角海老宝石)がデビューから4連勝(3KO)の多破スパンダン(ハッピーボックス)に1回2分45秒KO勝ち。長身の多破がリズムに乗りかけたところで左フックを一撃。多破は立ち上がったもののフラついて10カウントとなった。

◇ミニマム級(試合はすべて4回戦)
北野武郎(大橋)[3-0(39-37×3)]遠藤龍匠(川崎新田)

L・フライ級で決勝進出の早坂(左)

◇L・フライ級
早坂峻(横浜光)[2-0(39-37、40-36、38-38)]添田颯斗(ワタナベ)

◇フライ級
山田龍斗(大橋)[TKO2回1分7秒]山本敬太(野口)

佐藤(左)は旺盛なスタミナを見せた

◇S・フライ級
佐藤祐(三迫)[2-0(39-37×2、38-38)]江崎由(横浜光)

榊原(右)は右フックをコンスタントに決めた

◇バンタム級
榊原祐弥(横浜光)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]熊田龍彦(三迫)
※優勢点により榊原が決勝進出

◇S・バンタム級
須藤大和(伴流)[中止]アズマー田中(FLARE山上)=棄権
※須藤が決勝進出

牧田は右カウンターを決めた

◇フェザー級
牧田健之介(RK蒲田)[KO2回1分0秒]山森唯暁(横浜光)

山内(左)は無敗の米山から勝利

◇S・フェザー級
山内雄輔(RK蒲田)[3-0(39-37×3)]カルビ米山(吉祥寺鉄拳8)

菊池(左)は吉川に競り勝つ

◇ライト級
菊池音央(新日本木村)[2-0(39-37×2、38-38)]吉川光治(伴流)

左フック一発で試合を決めた川村

◇S・ライト級
川村英吉(角海老宝石)[KO1回2分45秒]多破スパンダン(ハッピーボックス)

須賀(左)は終盤に安藤を突き放した

◇ウェルター級
須賀大地(世田谷オークラ)[3-0(39-37×2、40-36)]安藤圭人(山龍)

一基(右)は優勢点で決勝進出

◇ミドル級
マッチョパパ一基(協栄)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]ダン・ディー・ディリンジャー(大橋)
※優勢点により一基が決勝進出
観衆=1022人

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