ヘビー級の但馬ミツロが初回KOで10連勝 2戦目の花田颯が世界ランカーに及ばず
2023年10月7日 18時44分
2023年10月7日 18時35分
IBFミニマム級タイトルマッチが7日、東京・大田区総合体育館で行われ、暫定王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が正規王者ダニエル・バジャダレス(メキシコ)に5回2分15秒TKO勝ち。正規王座に就くと同時に初防衛に成功した。バジャダレスは初防衛に失敗。
両者は1月に対戦、3回に偶然のバッティングでバジャダレスが試合を続行できず、無効試合となった因縁のリマッチ。バラダレスは相変わらず頭を下げて右を狙った。しかし1分20秒すぎ、銀次朗の左ショートがバジャダレスのアゴをとらえていきなりダウンシーンが生まれる。このあと偶然のバッティングでバジャダレスが右側頭部から、銀次朗が右目上から出血。試合はいきなり流血戦となった。
2回早々、主審がバッティングでバジャダレス減点1を科す。銀次朗がリードを広げた。バジャダレスはがむしゃらに前に出て銀次朗に右を打ち込むが、銀次朗は左ボディを決めて優勢をキープした。
ここで銀次朗は攻め急がず、左ボディを軸に左を上下に打ち分け、バジャダレスにダメージを与えていった。バジャダレスが踏み込んで右を打つときはバックステップで対処。バッティングにも気をつけながら試合を進めた。
迎えた5回、重岡が左ボディ、左アッパーを決めるとバジャダレスのヒザがガクリ。重岡はバジャダレスをロープに追い込んで連打、いったんは抜け出したバジャダレスだったが、再び重岡がロックオンして連打すると、主審が試合を止めた。
銀次朗は10勝8KO1無効試合で無敗をキープ。バジャダレスは27勝15KO4敗1分1無効試合。
銀次朗は「正規チャンピオンのベルトのために15年間、お兄ちゃんとがんばってきた。本当のチャンピオンになれたということでチャンピオンの自覚を持って日本ボクシングを盛り上げるためにがんばりたい」とあいさつした。「勝っても次に兄ちゃんの試合があるので、すぐには喜べなかった」と試合後にホッとした表情を浮かべた。
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