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吉野修一郎が韓国でチェに11回TKO負け 中川健太はWBO東洋王座獲得

2025年4月20日 10時36分

 19日、韓国・南揚州市のWBAアジア・ライト級タイトルマッチに挑んだ吉野修一郎(三迫)はチェ・シロ(ウズベキスタン/韓国)に11回1分29秒TKO負け。キャリア2敗目を喫した。

 チェ(24歳)は韓国在住のウズベキスタン人サウスポー。これが10ヵ月ぶりのリングとなる吉野(33歳)が右リードジャブで出るのに対し、ステップバックを使いながら左ストレートと右フックで距離をキープ。

 吉野はプレスを強める。しかしチェは懐を深く使って左ストレート-右フックで対抗。中盤は吉野のボディーアタックが流れを引き寄せそうに見えたが、チェも引かない。また強引なボディコンタクトやチェのヘッドロックでスリップシーンが多発した。

 9回、右フックでバランスを崩した吉野。10回にはチェを追いかけたところに左フックを合わされてダウンを喫した。吉野はこの回をしのぎ、11回もあきらめず打って出たが、チェの左ストレートを浴びると、吉野のダメージと疲労をみた主審がストップをかけた。10回までのスコアは98-91、100-89、99-90でチェがリードしていた。

 吉野は17勝13KO2敗。チェは10勝7KO無敗。

 同じリングでWBOオリエンタルS・フライ級王座決定戦に出場した中川健太(三迫)はキム・スンヨル(韓)から2度のダウンを奪って3回2分33秒TKO勝ち。39歳のベテランが新たなタイトルを手にした。

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