大橋波月が地元の見村徹弥に判定勝ち 神戸のランカー対決
2025年4月21日 8時08分
2025年4月21日 8時18分
大成ジム主催興行は20日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開かれ、メインのライト級6回戦で丸元大成・大成ジム会長の長男で大阪商大出身の丸元大五郎(22=大成)がデビュー。7勝4KO2敗のジラユ・トゥリヤノン(タイ)と対戦した。23年の国体、全日本選手権でライト級3位、アマ戦績30勝6敗の丸元は1回からジャブを多用してリズムを作り、2回に強打を発揮。左ボディーから右ストレートでダウンを奪い、立ち上がったジラユがパンチを返してくるのにも冷静に対応し、ロープに詰めて連打を浴びせてストップを呼び込んだ。
大五郎は6歳からジムでボクシングを始め、U15大会で3連覇を果たすなど、将来性が注目された。興國高から大阪商大に進むも、腰を痛めるなど故障続きで、大学3年時からようやく試合に出場。23年の全日本選手権ライト級3位、国体3位の成績をあげて4年の昨年は関西学生リーグMVPに選ばれ、プロ入りした。
元OPBFウェルター級王者の丸元会長は「自分もそうだったが、重いクラスは試合を積み重ねて強くなっていくと思う。経験を積ませて育てていきたい」とじっくり育てることを強調した。
◇ライト級6回戦
丸元大五郎(大成)[TKO2回2分43秒]ジラユ・トゥリヤノン(タイ)
◇51.5キロ6回戦
松江琉翔(大成)[判定2-0(57-57、58-56,59-55)]フースオン・パム(ベトナム)
◇女子アトム級6回戦
坂本望愛(大成)[判定3-0(58-56、59-55×2)]坂井えな(宇部)
この日は、大成ジムの看板選手として活躍し2度の世界挑戦を果たした加納陸(27)の引退式がメインの前に行われた。15歳で大成ジムに入門した加納は2度目の世界挑戦となった昨年、WBO世界フライ級王座決定戦でアンソニー・オラクスアガ(米国)に3回KO負けを喫し、現役引退を決めた。3階級で地域タイトルを獲得したサウスポー。「世界戦の舞台に立てるのは本当にひと握り。2度も立たせてもらい、誇りに思います。この感謝の気持ちを忘れず過ごしていきたい」とリングの上であいさつ。惜別のテンカウントゴングを聞いた。今後は家業のタイル施工業を継ぎながら、大成ジムのトレーナーを務める。
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