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技巧のフォスターか、強打のエルナンデスか あすメキシコでWBS・S・フェザー級戦

2023年10月28日 10時43分

 明日28日(日本時間29日)メキシコ・カンクンのベニトフアレス・スポーツセンターでゴングが鳴るWBC・S・フェザー級タイトルマッチの計量が27日行われた。王者オシャキー・フォスター(米)、挑戦者1位エドゥアルド“ロッキー”エルナンデス(メキシコ)ともリミットの130ポンド(58.97キロ)をマークして合格した。

挑発し合うフォスター(左)とエルナンデス

 初防衛戦となるフォスター(20勝11KO2敗)は戴冠した王座決定戦のレイ・バルガス戦に続きメキシコ人との対戦になる。アマチュアで200戦以上のキャリアがあり、期待されながら8回戦で2度敗戦を経験そた。

 その後、私生活の乱れやコロナ禍でリングから離れる時期がありながらも指名挑戦者のポジションを得てバルガスを大差判定で下しベルトを獲得した。スピードとスムーズな動きが武器で、「ここまで俺は実力の50パーセントしか披露していない」と豪語している。

 メキシコ期待のエルナンデス(34勝31KO1敗)は22連続KO勝ちの快進撃を続けていたが19年7月、後にWBA・S・フェザー級王座に就くロジャー・グティエレス(ベネズエラ)に初回KO負けで初黒星。世界挑戦の遠回りを強いられたが、その後6連続KO勝ちで明日のリングを迎える。

 途中でエディ・ハーン氏のマッチルーム・ボクシング傘下に入り念願の世界アタックが実現。25歳と王者より5歳年少で、果たして自慢の強打が巧者フォスターを捕らえるか興味津々だ。

 プロモーターはマッチルームとペペ・ゴメス氏のカンクン・ボクシング。DAZNが中継する。Photo by Ed Mulholand / Matchroom

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