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大阪泉大津のJXジムがプロ加盟感謝の集い 元世界王者の高山勝成ら門出祝う

2023年11月12日 1時04分

 大阪府泉大津市東雲町14-49、JXボクシングジム(上甲要会長)は11日、同市内のホテルで西日本ボクシング協会加盟記念の感謝の集いを開いた。上甲会長に20年前からミットを持ってもらい、パンチを打ち込んでいた元世界ミニマム級王者、高山勝成(40=石田)らボクシング関係者約80人が出席してジムの新しい門出を祝った。

左から高山、上甲会長、南出市長

 大阪市住之江区生まれの上甲会長はハラダジムでプロボクサーを目指したが、視力が悪く、プロテスト受験はあきらめてトレーナー修行を積んだ。グリーンツダに移って高山勝成のサブトレーナーを務め、タイトル獲得に貢献。真正ジムでも高山、長谷川穂積のサブセコンドやカットマンで王者を支えた。

 2011年にアマジムを開いて、地域の青少年育成に尽力。昔からの夢であるプロの王者を育てたいとプロ加盟を決断、10月5日付けで西日本ボクシング協会の加盟が認められた。

 高山は「20歳の時にグリーンツダジムで上甲会長に指導してもらい、精神的にも支えていただき、チャンピオンになることができました。新しいプロジムで世界王者を育ててください」とあいさつ。関西学院大学ボクシング部主将だった南出賢一・泉大津市長は「泉大津からチャンピオンが誕生するように、市あげてJXジムを応援していきます」と熱いエールを送った。

 上甲会長によると、現在、プロ選手は1人もいないが、12月に三重県四日市市で開催される社会人選手権に大阪代表で出場が決まったライト級の宇賀久倫が来年にプロテストを受ける予定という。また、小学生からジムで練習していた選手が大学で活躍しており、2年後にプロデビューさせたいと期待をかけている。

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