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元K-1王者の武居由樹 派手に初回TKOデビュー

平岡アンディがTKOで17連勝マーク 
元K-1王者の武居由樹 派手に初回TKOデビュー

2021年3月11日 18時25分

「第76回フェニックスバトル」が11日、後楽園ホールで開催され、メインの65.2キロ契約8回戦は、IBF・S・ライト級12位の平岡アンディ(大橋)が日本同級15位の木村文祐(JM・加古川)に3回2分15秒TKO勝ち。デビューからの連勝を17(12KO)に伸ばした。

 また、セミで元K-1王者の武居由樹(大橋)がボクシングデビュー戦に臨み、高井一憲(中日)に初回1分43秒TKO勝ちで初陣を飾った。この日の模様は13日(土)深夜26時45分からフジテレビで放送される(関東ローカル)。

木村をコーナーに釘付けにして攻める平岡

◇65.2キロ8回戦
平岡アンディ(大橋)[TKO3回2分15秒]木村文祐(JM・加古川)
 長身サウスポーの平岡がスタートからジャブで圧力をかけ、初回終了間際には木村をコーナーに押し込んで連打を見舞った。2回に入っても展開は変わらず、木村は防戦一方。3回、平岡が再び攻勢に出たところでストップとなった。平岡は17勝12KO。木村は9勝6KO7敗1分。

平岡の話「初めてのメインイベントで、タイトルはかからなかったけど全然違った。楽しかったです。これからはベルトがほしい。大橋ジムのレジェンドたちはいろいろなところにベルトを巻いている。僕も腰くらいにはベルトがほしい」

武居は将来を期待させるデビュー戦だった

◇54.5キロ6回戦
武居由樹(大橋)[TKO1回1分43秒]高井一憲(中日)
 元K-1王者の武居のボクシングデビュー戦はサウスポー対決。武居は開始30秒、右フックを効かせるとここから冷静に畳みかけた。次々と有効打を繰り出し、フラフラになった高井に最後は左を振り下ろして試合を終わらせた。高井は6勝3KO8敗3分。

武居の話「デビュー戦で勝てて良かった。試合自体が1年ぶりで、ボクシングは初めてで、後楽園ホールも久しぶりで楽しめた。みんなに期待されているプレッシャーはあったけど、力に変えることができてよかった。K-1のチャンピオンがボクシングのチャンピオンになれたら歴史に残るような選手になれると思う。がんばりたい」

桑原(右)は大差判定勝ちにも不満顔だった

◇S・フライ級8回戦
桑原拓(大橋)[3-0(79-73、80-72×2)]湊義生(JM・加古川)
 日本フライ級8位の桑原は動きながらジャブ、左ボディと多彩なパンチを放ち、手数と機動力で試合をコントロールしにかかった。距離を詰められない湊はプレスをかけ続け、右ストレートとジャブで何度か桑原の顔を跳ね上げた。試合は桑原ペースながら、湊のカウンターも鋭く、締まった空気で進んだ。

 湊は後半ピッチを上げたが、桑原は守るところはしっかり守って湊に反撃を許さない。湊は最後まで前に出たが、桑原は崩れずに試合をコントロールし続けた。桑原は8勝4KO。湊は9勝4KO4敗。

桑原の話「勝てたのはうれしいけど、パンチをちょこちょこもらってしまうシーンがあり、自分に腹が立った。今日は納得できない試合。湊選手は気が強く、距離を詰めて僕にパンチを出させないボクシングがうまかった。まだまだ僕はこんなものじゃないということを証明していきたい」

小畑は鮮やかなTKO勝ちで日本ユース王座を獲得

◇日本ユース・ウェルター級王座決定8回戦
小畑武尊(ダッシュ東保)[TKO1回2分3秒]安達陸虎(大橋)
 強打が売りの日本ウェルター級4位、安達とサウスポーの小畑の対決。初回中盤、安達が右を立て続けに決めた直後だった。前のめりになった安達に対して小畑の左カウンターがドンピシャで炸裂すると、安達が背中からバッタリ。主審がノーカウントで試合を止めた。鮮やかな勝利を決めた小畑は9勝4KO5敗1分。ジム移籍初戦で黒星の安達は14勝11KO3敗。

◇S・バンタム級4回戦
内田勇心(大橋)[TKO1回2分41秒]澤田春聖(岐阜ヨコゼキ)

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