S・ミドル級ビッグネーム対決迫る 予想優位のベナビデスか、2階級制覇のアンドラーデか
2023年11月23日 11時17分
2023年11月22日 21時28分
「ゴールデンチャイルドボクシングvol.137」が22日、後楽園ホールで開催され、メインのフェザー級8回戦は、日本同級7位の大久祐哉(金子)がアヌラック・マドゥア(タイ)に初回TKO回勝ち。デビューからの不敗記録を8に伸ばした。
また、戦後初の東洋王者(フェザー級)で、初代金子ジム会長の金子繁治さんの孫、金子佳樹が67.0キロ契約4回戦でプロデビュー。父の賢司トレーナーがセコンドにつく中、同じくデビュー戦のインド出身、イニヤン・カナン(ハッピーボックス)から初回に右で3度のダウンを奪って初陣を飾った。
勝利者インタビューで金子は「緊張して大振りになってしまった。どんどんプレッシャーをかけてもらって、どんどん強くなりたい」と抱負を語った。
◇フェザー級8回戦
大久祐哉(金子)[TKO1回1分58秒]アヌラック・マドゥア(タイ)
大久は初回1分すぎ、左ボディでダウンを奪うと、右を打ち下ろして2度目を追加。さらに右でアヌラックを突き落として試合を終わらせた。大久は7勝4KO1分。アヌラックは10勝7KO12敗。
大久は「序盤にKOしようと思って、そこを見せられてよかった。いつチャンスがきてもいいように、日本タイトルマッチに準備をしている。チャンスがきたら獲りにいきたい」とファンにアピールした。
◇ミニマム級8回戦
金谷勇利(金子)[3-0(78-74×3)]諸岡直樹(セレス)
日本ミニマム級5位の金谷がランク入りを狙う諸岡と対戦した。初回から両者ともにジャブ、右ストレート、左フックを交換して序盤は互角。中央大出身の金谷は3回から左ボディを使い、右ストレートの精度を高めていくが、諸岡も負けずに応戦。4回は激しく打ち合った。
後半は金谷がジャブ、右ストレートをよくヒット、打ち終わりを狙ってポイントを集めていく。諸岡もボディ攻撃や左フックで食い下がったが、被弾が多かった。金谷は5勝1KO1敗。試合後に日本タイトル挑戦をアピールした。諸岡は7勝3KO9敗。
◇フェザー級6回戦
濱田力(角海老宝石)[2-1(59-55、58-56、56-58)]今成太希(三迫)
サウスポーの今成がプレスをかけてボディ攻撃から濱田を崩そうと試みた。濱田はこれを右アッパー、右フックで迎撃。2回終了間際、左フックをヒットしてチャンスを作った。
その後も今成が距離をつぶして手数を出し、パンチのある濱田が迫力のある1発を打ち込んでアピールする展開。4回に濱田がパンチで左目上をカットした。しつこく迫る今成の時間帯が多いものの、濱田もラウンドごとに必ず印象的な好打を強打を決めた。
最終回は打ち合って終了。パンチのパワーで上回った濱田が2-1判定を制した。濱田は9勝6KO2敗。3連敗の今成は7勝4KO7敗。
◇51.5キロ4回戦
青木獅童(升田)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]窪田怜司(金子)
◇フェザー級4回戦
山鹿あたる(セレス)[2-0(40-36、39-37、38-38)]吉川大祐(RK蒲田)
◇67.0キロ4回戦
金子佳樹(金子)[TKO1回47秒]イニヤン・カナン(ハッピーボックス)
◇ライト級4回戦
ガレット・ジョナタン(角海老宝石)[引き分け1-0(39-37、38-38×2)]栗原宗太郎(E&Jカシアス)
◇S・バンタム級4回戦
三浦凪飛(渡嘉敷)[TKO4回1分7秒]谷口太朗(金子)
◇51.5キロ4回戦
芝崎優人(全日本パブリック)[3-0(40-36、39-37×2)]中村伊吹(厚木ワタナベ)
◇フェザー級4回戦
菅原麻子(一力)[TKO2回1分52秒]三留直子(金子)
観衆=1131人
2025年4月21日 18時21分
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分