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元ランカー池田竜司が5年ぶり白星 日本SB級7位の大嶋剣心が復帰戦勝利

2023年12月8日 21時51分

「FightingBee vol.26」が8日、後楽園ホールで開催された。メインのS・ライト級8回戦は、池田竜司(一力)がナタワット・マニーウォン(タイ)に4回TKO勝ち勝利。およそ5年ぶり、8試合ぶりの勝利を飾った。

池田(右)は4回に試合を決めた

 日本バンタム級7位の大嶋剣心(一力)は同級8回戦で竹原毅(協栄)に2回TKO勝ち。昨年10月、日本タイトルマッチで王者の堤聖也(角海老宝石)に敗れて以来の試合に勝利した。

◇S・ライト級8回戦
池田竜司(一力)[TKO4回1分55秒]ナタワット・マニーウォン(タイ)

 久々の勝利を目指す池田がスタートから積極的に攻めた。ナタワットもタイミングのいいジャブや右ストレートで対抗。体がぶつかりあうシーンも目立つ中、3回に池田のボディ攻めでナタワットにダメージを与え、右でダウンを奪う。池田が4回に畳みかけたところでストップとなった。

 勝利者インタビューで「やっと勝てました。ありがとうございます」と切り出した池田は「移籍して負けたら終わりという覚悟で過ごしてきた。まだまだ青春を突っ走ります」と宣言して拍手を浴びた。15勝10KO9敗5分。ナタワットは4勝2KO1敗。

◇ウェルター級4回戦
キンノスケザファイタ(白銀)[2-0(37-35×2、36-36)]福田友厚(一力)

右で竹原を攻める大嶋(右)

◇S・バンタム級8回戦
大嶋剣心(一力)[TKO2回2分35秒]竹原毅(協栄)

 大嶋がジャブ、右ボディストレートで探りを入れながらの立ち上がり。サウスポーの竹原は手を出さなかった。2回、竹原がプレスをかけていくが、スピードで上回る大嶋が右カウンターを立て続けに決めて優位に立つ。

 竹原が右まゆをカットし、ドクターチェックが入る。試合続行不可能、カットはパンチによるものと判断されてTKOとなった。大嶋は連敗脱出で8勝4KO3敗1分。リング上から「移籍初戦なのでなんとしても勝ちたかった。来年は4試合やりたい」とアピール」。竹原は8勝2KO3敗。カットはバッティングのよるものだと不満そうだった。

◇女子アトム級6回戦
松尾亜生理(宇部BS)[TKO2回1分34秒]モンブランみき(一力)

 足を使う松尾をみきが追いかけた。初回、みきが右を合わせると、松尾がひざをつくダウン。2回もみきが優勢。松尾を追いかけ、右でダメージを与えると、右カウンターが決まって松尾がダウン。主審が試合を止めた。みきは5勝2KO6敗1分。松尾は3勝1KO1敗1分。

◇女子バンタム級6回戦
古川のどか(北島)[3-0(58-56、59-55×2)]伊藤沙莉(花形)

 身長で上回る日本フェザー級3位の古川に対し、日本バンタム級7位の伊藤はプレスをかけていくが、古川は距離を取りながら近づいたときも打ち負けない。右から返しの左が効果的だ。

 伊藤は4回、ギアを上げて右を振っていくが、古川はここでも打ち負けずにジャブ、左フックをヒット。古川が伊藤の反撃をおさえて勝利した。古川は4勝。伊藤は2勝1KO1敗2分。

◇ウェルター級4回戦
福永啄巳(青木)[3-0(40-36×3)]矢野一輝(渡嘉敷)

◇ウェルター級4回戦
水野光音(渡嘉敷)[TKO2回1分10秒]吉野奏摩(一力)

◇L・フライ級4回戦
平山力斗(伴流)[KO2回3分5秒]和田武士(渡嘉敷)

◇ミニマム級4回戦
浅井麗斗(一力)[TKO4回1分11秒]上野兼新(渡嘉敷)

観衆=1166人

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