元世界王者の長男 平仲信裕 アマ全日本選手権制覇で母校・芦屋大を訪問
2023年12月15日 22時16分
2023年12月15日 17時58分
WBC&WBO世界S・バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が15日、横浜市内のジムで公開練習を行った。井上は26日、東京・有明アリーナでWBA&IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。
S・バンタム級進出2戦目で4団体統一戦を迎える井上が会見前日の14日にスパーリングを打ち上げた。今回の総ラウンド数は116ラウンドで、井上真吾トレーナーは「ここ2、3試合は70から80ラウンドくらい」と言うから、近年ではかなり多いラウンド数となった。
井上はその理由を「楽勝ムードを吹き飛ばすため。周りが作り出すムードが自分の中で一番怖い」と説明した。
ムードの引き締めはチーム共通の認識で、大橋秀行会長は「フルトンより怖い」とタパレスを警戒し、井上は「1発番狂わせを狙ってくる気持ちがあると思う。自分はそれ以上に気を引き締めたい」と語った。
スパーリングが増えたもう一つの理由はパートナーの質が上がったことが挙げられる。エリック・ロブレス(マイナー団体IBO王者)、無敗のホセ・アンヘル・ガルシア、ホセ・サラス・レイジェス、クリスチャン・クルスは、井上に「4人とも素晴らしい選手でいい練習ができた」と言わしめた。
大橋会長は「みんなタイプが違うし、パンチの出どころも違う。タフなだけじゃなくテクニックがあって、倒されても向かっていく気迫があった」と4人の有能ぶりを証明。過去にはギブアップしてしまうパートナーもいただけに、充実したスパーリングだったというのはうなずける
周囲の見方をよそに、気合いを入れる井上は「段違いにすさまじいくらいにモチベーションはある」とも語った。それが逆にプレッシャーになるのではないか、という問いかけには、「自分はモチベーションが高くて空回りしたことはない」と説得力のあるコメントを返した。
前回のスティーブン・フルトン(米)と違い、タパレスにはパンチ力があり、カウンターも持っているのが「怖い」の根拠だろう。井上は「フルトン戦では左をルーズにして下げてゆったり入ったけど、今回そういう入り方はしないと思う。1ラウンド目からピリピリすると思う。その緊張感を味わってほしい」と見どころを話した。
2025年4月17日 13時07分
2025年4月17日 9時40分
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