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きょう2団体王座防衛戦 寺地拳四朗の記録 勝てば世界戦勝利数とKO数は歴代3位タイ

2024年1月23日 11時10分

 きょう23日、エディオンアリーナ大阪「Prime Video Presents Live Boxing 6」で、L・フライ級WBA&WBC王者の寺地拳四朗(BMB)がWBA指名挑戦者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)と防衛戦を行う。

 寺地は17年5月、ガニガン・ロペス(メキシコ)から王座を奪って7年近くが経過した。この間、WBC王座を8度防衛し、一度は矢吹正道(LUSH緑)に敗れて王座陥落したものの、ダイレクトリマッチに勝利して王座奪還。現在は2団体王者に君臨している。

 気がつけば寺地の記録は過去のレジェンドたちに並び、追い越すところまできた。きょうロペスに勝てば、日本人選手の世界戦通算勝利数は具志堅用高に並ぶ歴代3位タイの14勝、さらにKOで勝てば世界戦通算KOは内山高志と並ぶこちらも3位タイとなる。連続KO数も更新が続く。

 現在、通算勝利数は井岡一翔(志成)が22勝でトップを走り、井上が21勝で続く。KO勝利は井上が独走状態。あらためて日本人選手の記録を紹介しておこう。

◆歴代世界戦通算勝利数
①井岡一翔(志成)☆      25戦22勝(11KO)2敗1分
②井上尚弥(大橋)☆      21戦21勝(19KO)
③具志堅用高(協栄)      15戦14勝(9KO)1敗
④山中慎介(帝拳)       15戦13勝(9KO)2敗
④長谷川穂積(真正)      16戦13勝(8KO)3敗
④寺地拳四朗(BMB)☆      13戦13勝(9KO)1敗
⑦渡辺二郎(大阪帝拳)     14戦12勝(8KO)2敗
⑦亀田興毅(亀田)       14戦12勝(2KO)2敗
⑨徳山昌守(金沢)       12戦11勝(3KO)1敗
⑨内山高志(ワタナベ)     14戦11勝(10KO)2敗1分
⑨ホルヘ・リナレス(帝拳)   15戦11勝(7KO)4敗

◆歴代世界戦通算KO数
①井上尚弥(大橋)☆      21戦21勝(19KO)
②井岡一翔(志成)☆      25戦22勝(11KO)2敗1分
③内山高志(ワタナベ)     14戦11勝(10KO)2敗1分
④具志堅用高(協栄)      15戦14勝(9KO)1敗
④山中慎介(帝拳)       15戦13勝(9KO)2敗
④寺地拳四朗(BMB)☆      13戦13勝(9KO)1敗
⑦長谷川穂積(真正)      16戦13勝(8KO)3敗
⑦渡辺二郎(大阪帝拳)     14戦12勝(8KO)2敗
⑨ホルヘ・リナレス(帝拳)   15戦11勝(7KO)4敗
⑩西岡利晃(帝拳)       13戦8勝(5KO)3敗2分
⑩田中恒成(畑中)☆      10戦9勝(5KO)1敗

◆世界戦連続KO数
①井上尚弥(大橋)☆     8 (2016年9月~2019年5月)
②井上尚弥(大橋)☆     7 継続中(2020年10月~)
③具志堅用高(協栄)     6
④内山高志(ワタナベ)    5 (初挑戦から)
④長谷川穂積(真正)     5
④山中慎介(帝拳)      5
⑦西岡利晃(帝拳)      4
⑦ホルヘ・リナレス(帝拳)  4 (初挑戦から)
⑦井上尚弥(大橋)☆     4 (2014年4月~2015年12月、初挑戦から)
⑦中谷潤人(M.T)☆      4 (初挑戦から)
⑦寺地拳四朗(BMB)☆    4 継続中(2022年3月~)
☆は現役

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