寺地拳四朗が辛くもL・フライ級2団体ベルト守る カニサレスとダウン応酬の激闘2-0判定勝ち
2024年1月23日 22時13分
2024年1月23日 20時55分
キックボクシングのスター選手からボクシングに転向した日本S・バンタム級7位、那須川天心(帝拳)が23日、エディオンアリーナ大阪第1競技場「Prime Video Presents Live Boxing 6」で初の世界ランカー戦。ボクシング3試合目で迎えた121ポンド契約8回戦で、WBA&WBOバンタム級14位ルイス・ロブレス(メキシコ)に3回終了TKO勝ち。相手が棄権を申し出るあっけない幕切れとなった。
那須川は自身初となる世界ランカーとの対戦で、ボクシングで初めてのKO勝利を狙った。サウスポーの那須川に対し、ロブレスはガードを固めて低い姿勢で対峙。那須川がジャブで圧力をかけ、左ボディストレート、ボディアッパーにつなぐ。ロブレスは右ボディストレートを何発か打ったが、那須川の力強さが目を引く立ち上がりだ。
名将ナチョ・ベリスタインに師事するロブレスは2回、ギアを上げて前に出るが、スピードで上回る那須川はロブレスのアタックを外し、パンチを上下に散らしてメキシカンを崩しにかかった。ボディへの左は鋭く、顔面への左もロブレスはブロックするのがやっと。那須川はペースを上げていった。
ロブレスも体を振って懸命に手を出し、ジャブから右ストレート、左ボディにつなげていった。それでも那須川がひるむことはなく、ボディ攻撃を軸に、ジャブ、右フックも織り交ぜてロブレスに迫る。3回、那須川のボディアッパーでブレスがダメージを負ったような仕草を見せた。
さあこれからという4回、ロブレスが開始ゴングに応じられず突然試合が終了。TKO勝ちとなった那須川は「マジで!」と声に出した。ロブレスは右足首を痛めた模様だ。25歳の那須川は3勝1KO。25歳のロブレスは15勝5KO3敗1分。
試合後、勝利者インタビューで那須川は「相手は足を痛めた? キックの試合みたいですね(笑)。前回と比べてちょっと進化を見せている途中でしたけど、自分でも強くなっていると自信があるので、見せられたと思うんですけど、どうですか?」とファンに呼びかけた。「ダメージないので次もすぐやりたいです。今までで一番軽い体重でやりましたけど、バンタム級でいけると感じています。強い選手が多いけどバンタム級で世界を狙います」と続けた。
2025年4月18日 22時06分
2025年4月18日 16時31分
2025年4月18日 16時25分
2025年4月17日 13時07分
2025年4月17日 9時40分
2025年4月16日 16時10分