3階級制覇へ向け中谷潤人が恒例のLA合宿 難敵サンティアゴに向け充実のトレーニング
2024年1月25日 9時00分
2024年1月24日 21時36分
昭和のチャンピオン逝く――。元日本&東洋バンタム級チャンピオンの小室恵市さん(写真)が昨年12月16日に亡くなっていたことが分かった。遺族が明らかにしたもので、享年93歳だった。
小室さんは東京都出身。終戦6年後の1951年に青木ジムからデビューし、56年までの約5年間リングに上がった。日本初の世界王者白井義男が活躍した同時期に当たり、オーソドックスの技巧派ボクサーとして人気があった。
54年1月の日本バンタム級王座初挑戦では堀口宏(不二)に判定負けし失敗したが、同年9月空位の日本王座を佐々木民雄(野口)と争い、10回判定勝ちして初のベルト奪取。翌55年は年間6度、すべてタイトル戦のリングに上がり、4月に大塚昌和(オール)に敗れ無冠となるも、2カ月後の再戦で判定勝し奪還。12月には日本チャンピオンのままマニラに渡り、タイのサノンETBに6回TKO勝ちして発足して間もないOBF(現OPBFの前身)東洋バンタム級チャンピオンになっている。
この王座は翌56年3月、白井義男に勝ったこともある名選手レオ・エスピノサ(比国)に12回判定負けを喫して失った。2ヵ月後の再戦も判定負けし奪還ならず。この年に引退するまで、28勝6KO7敗2分のレコードを残している。
引退後は東京・中野で寿司店「恵ちゃん寿司」を営んでいた。矢尾板貞雄ら親しい元選手同士の付き合いも長く続け、数年前まで後楽園ホールにもよく足を運んでいた。9月に体調を崩して入院し、最後は眠るように息を引き取ったという。
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