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3階級制覇へ向け中谷潤人が恒例のLA合宿 難敵サンティアゴに向け充実のトレーニング

2024年1月25日 9時00分

 2月24日、両国国技館でWBCバンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦する元WBOフライ級&S・フライ級王者王者の中谷潤人(M.T)が今月初めから恒例のロサンゼルス合宿を行っている。スタートから約20日が過ぎた1月23日、ジムワークの拠点とする「ノックアウト・ボクシングジム」に中谷を訪ねた。

LA合宿中の中谷

 この日はスパーリングを行わなかったが「すでに60ラウンドぐらいやっている」という中谷は「だんだん疲労がたまってきている。その中で集中してやれている」と心地よい疲労感を感じながら充実した日々を過ごしている様子だ。

 サンティアゴの映像は「まだ深くは観ていない。イメージが浮かぶ程度」(中谷)だが、ベルトを獲得したノニト・ドネアとの王座決定戦に関しては「やりたいボクシングをサンティアゴはできていた。勢いに乗せると厄介なので、集中してしっかり試合を組み立てて行きたい」と明かす。

 この日はWBCが義務づける試合1ヶ月前の事前計量があり、リミット10パーセント以内をクリア。サンティアゴの長所は「機動力」と中谷。「自分の距離に引き込んだ時にしっかり手を出して来る」と評価。タフネスも持ち味のサンティアゴに対し「一発で倒そうとは思っていない。なのでダメージを与えてコントロールし、気持ちでも体力的にもしっかり削って行きたい」と勝利パターンをイメージする。

 ルディ・エルナンデス・トレーナーともに参謀役の岡辺大介トレーナーは「(サンティアゴは)脚が速いですし、離れる時は離れるし、打ってくる時はパッと入ってくる。かなり難しい相手です」と気を引き締める。

オラスクアガ(右)らチームメイトと
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