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ジョシュア威厳示すか、ガヌーの強打炸裂か あすサウジで注目ヘビー級戦 3タイトル戦も

2024年3月8日 11時55分

 サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで8日開催されるイベントの計量が7日行われた。メインは前ヘビー級3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英)vs.総合格闘技UFCの元ヘビー級王者フランシス・ガヌー(ガヌー)。ジョシュアは252.4ポンド(114.49キロ)、ガヌーは272.6ポンド(123.64キロ)をマーク。試合はヘビー級10回戦としてゴングが鳴る。

ジョシュア(左)とガヌー

 ボクシング2戦目のガヌーは昨年10月、同アリーナでWBCヘビー級王者タイソン・フューリー(英)と対戦。ボクシング初戦ながら3回にフューリーを倒すなど大健闘。2-1判定負けに終わったが大いに株を上げ、試合後WBCはガヌーをヘビー級10位にランクしたほど。今度こそ大物食いを果たそうと気合が入っている。

 ジョシュア(27勝24KO3敗)は現ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との再戦で敗れた後、今回が4戦目と精力的にリングに上がる。前回12月のオト・ヴァリン戦から以前フューリーを受け持ったベン・ダビッドソン・トレーナーと組んで再建に努めており、王者復帰の士気は高い。

 予想は、序盤はガヌーが善戦するものの、地力を発揮したジョシュアがストップ勝ちに持ち込みボクシングの威厳を保つというものが多い。

ヂャン(左)と元王者パーカーも注目カードだ

 同じリングのWBOヘビー級暫定王座タイトルマッチは、暫定王者ヂャン・ヂレイ(中国)が291.6ポンド(132.27キロ)、挑戦者で元WBOヘビー級王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)が247.6ポンド(112.31キロ)を計測。

 ヂャン(26勝21KO1敗1分)は前戦でジョー・ジョイスを一撃で沈め返り討ちにして防衛。同じくパーカーは前WBCヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーに大差の判定勝利。勢いに乗った同士の白熱した攻防が期待される。

 セミセミではWBCフェザー級王者レイ・バルガス(メキシコ)が1位ニック・ボール(英)との指名試合に臨む。バルガス(36勝22KO1敗)は125ポンド(56.70キロ)、世界初挑戦のボール(19勝11KO無敗)はリミットの126ポンド(57.15キロ)をマークして合格。予想は英国ホープがベテランのメキシコ人を押し切って判定勝ちというものが主流だ。

 また、空位のWBA・S・ウェルター級王座決定戦は、1位イスマイル・マドリモフ(ウズベキスタン)、2位マゴメド・クルバノフ(ロシア)とも153.6ポンド(69.67キロ)を計測しリミット154ポンドに合格。試合はWBAスーパー王者だったジャーメル・チャーロがはく奪されたベルトが争われる。

 プロモーターはエディ・ハーン氏のマッチルーム・ボクシングとフランク・ウォーレンのクインズベリー・プロモーションズの共同プロモーション。Photos by Mark Robinson/Matchroom Boxing

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